.NET トレーサーは、すべての .NET ベースの言語 (例えば、C#、F#、Visual Basic など) をサポートしています。オープンソースです。詳細は、.NET トレーサーのリポジトリを参照してください。

サポートされている .NET フレームワークのランタイム

.NET トレーサーは、以下の .NET Framework バージョンでの自動およびカスタムインスツルメンテーションに対応しています。また、.NET Core にも対応しています。.NET トレーサーは、部分信頼環境で実行されるコードをサポートしません。

.NET Framework バージョンマイクロソフトサポート終了サポートレベルパッケージバージョンDatadog サポート終了
4.8GA最新
4.7.2GA最新
4.7GA最新
4.6.2GA最新
4.6.104/26/2022GA最新
4.604/26/2022EOL< 2.0.0 (例: 1.31.2)04/26/2022
4.5.204/26/2022EOL< 2.0.0 (例: 1.31.2)04/26/2022
4.5.101/12/2016EOL< 2.0.0 (例: 1.31.2)04/26/2022
4.501/12/2016EOL< 2.0.0 (例: 1.31.2)04/26/2022

その他の情報は、マイクロソフトの .NET コアライフサイクルポリシー および .NET Framework APM のランタイムサポートポリシーに記載されています。

注: 自動インスツルメンテーションに使用するトレーサーのバージョンを決定する場合、アプリケーションサーバーにインストールされている .NET Framework のバージョンを使用します。たとえば、.NET Framework 4.5.1 をターゲットとしてアプリケーションをコンパイルしたが、アプリケーションは .NET Framework 4.8 がインストールされているサーバー上で実行されている場合、トレーサーの最新バージョンを使用します。マシンにインストールされている .NET Framework のバージョンを確認するには、Microsoft が提供するガイダンスに従います。

対応プロセッサアーキテクチャー

.NET トレーサーは、次のアーキテクチャーの自動インスツルメンテーションをサポートします:

プロセッサアーキテクチャーサポートレベルパッケージバージョン
Windows x86 (win-x86)GA最新
Windows x64 (win-x64)GA最新

インテグレーション

最新版 .NET トレーサーでは、以下のライブラリの自動インスツルメンテーションが可能です。

フレームワークまたはライブラリNuGet パッケージインテグレーション名
ADO.NETすべての AdoNet インテグレーションAdoNet
AerospikeAerospike.Client 4.0.0+Aerospike
ASP.NET (Web Forms を含む)組み込みAspNet
ASP.NET MVCMicrosoft.AspNet.Mvc 4.0+AspNetMvc
ASP.NET Web API 2Microsoft.AspNet.WebApi 5.1+AspNetWebApi2
AWS SNSAWSSDK.SNS 3.0+AwsSns
AWS SQSAWSSDK.SQS 3.0+AwsSqs
CosmosDbMicrosoft.Azure.Cosmos.Client 3.6.0+CosmosDb
CouchbaseCouchbaseNetClient 2.2.8+Couchbase
ElasticsearchElasticsearch.Net 5.3.0+ElasticsearchNet
GraphQL .NETGraphQL 2.3.0+GraphQL
gRPCGrpc.Core 2.3.0+Grpc
HotChocolateHotChocolate 11.0.0+HotChocolate
HttpClient / HttpMessageHandler組み込みHttpMessageHandler
KafkaConfluent.Kafka 1.4+Kafka
MongoDBMongoDB.Driver.Core 2.1.0+MongoDb
MSMQ組み込みMsmq
MySqlMySql.Data 6.7.0+
MySqlConnector 0.61.0+
MySql
OracleOracle.ManagedDataAccess 4.122.0+Oracle
PostgreSQLNpgsql 4.0+Npgsql
プロセス"System.Diagnostics.Process" 4.0+Process
RabbitMQRabbitMQ.Client 3.6.9+、RabbitMQ
Redis (ServiceStack クライアント)ServiceStack.Redis 4.0.48+ServiceStackRedis
Redis (StackExchange クライアント)StackExchange.Redis 1.0.187+StackExchangeRedis
SQLiteSystem.Data.Sqlite 2.0.0+
Microsoft.Data.Sqlite 1.0.0+
Sqlite
SQL ServerSystem.Data 4.0.0+
System.Data.SqlClient 4.0.0+
Microsoft.Data.SqlClient 1.0.0+
WebClient / WebRequest
WCF (サーバー)組み込みWcf
WebClient / WebRequest組み込みWebRequest

希望するライブラリが見つかりませんか?Datadog では継続的にサポートを追加しています。Datadog チームまでお気軽にお問い合わせください。

サポートされている Datadog Agent バージョン

Datadog Agent バージョンパッケージバージョン
7.x最新
6.x最新
5.x最新

.NET Framework APM のランタイムサポートポリシー

Datadog APM for .NET Framework は、ホスト OS、.NET Framework ランタイム、特定の .NET Framework ライブラリ、Datadog Agent/API に依存しています。これらのサードパーティソフトウェアシステムは、.NET Framework の特定のバージョンをサポートしています。外部ソフトウェアが .NET Framework のバージョンをサポートしなくなった場合、Datadog APM for .NET Framework もそのバージョンのサポートを制限します。

サポートレベル

レベルサポート内容
非対応実装していません。特別なご要望はカスタマーサポートにお問い合わせください
ベータ版初期実装です。まだすべての機能が含まれていない可能性があります。新機能のサポート、バグやセキュリティの修正は、ベストエフォートで提供されます。
一般提供 (GA)全機能の完全実装。新機能、バグ、セキュリティフィックスを完全サポート。
メンテナンス既存機能の完全実装。新機能は受けません。バグフィックス、セキュリティフィックスのみの対応となります。
サポート終了 (EOL)サポートはありません。

パッケージのバージョニング

Datadog APM for .NET Framework は、セマンティックバージョニングを実践しています。 バージョンの更新は、ランタイムサポートの以下の変更を意味します。

  • メジャーバージョンアップ (例えば 1.0.0 から 2.0.0) により、ランタイムのサポートがベータ版/GAからメンテナンス/EOL に変更される場合があります。
  • マイナーバージョンアップ (例えば 1.0.0 から 1.1.0) は、あるランタイムのサポートレベルを下げることはありませんが、あるランタイムのサポートは追加されるかもしれません。
  • パッチバージョンアップ (例えば 1.0.0 から 1.0.1) によって、ランタイムのサポートが変更されることはありません。

その他の参考資料