Supported OS Linux Mac OS Windows

インテグレーションバージョン5.1.0

概要

このチェックは、cert-manager からメトリクスを収集します。

Cert-Manager 概要ダッシュボード

セットアップ

ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。

インストール

cert_manager チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。 サーバーに追加でインストールする必要はありません。

構成

  1. cert_manager のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/ フォルダーの cert_manager.d/conf.yaml ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル cert_manager.d/conf.yaml を参照してください。

  2. Agent を再起動します

検証

Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで cert_manager を探します。

収集データ

メトリクス

cert_manager.certificate.expiration_timestamp
(gauge)
The date after which the certificate expires. Expressed as a Unix Epoch Time
Shown as second
cert_manager.certificate.ready_status
(gauge)
The ready status of the certificate
cert_manager.clock_time
(gauge)
The clock time given in seconds (from 1970/01/01 UTC)
Shown as second
cert_manager.controller.sync_call.count
(count)
The number of sync() calls made by a controller
cert_manager.http_acme_client.request.count
(count)
The number of requests made by the ACME client
cert_manager.http_acme_client.request.duration.count
(count)
The count of the HTTP request latencies in seconds for the ACME client
cert_manager.http_acme_client.request.duration.quantile
(gauge)
The quantiles of the HTTP request latencies in seconds for the ACME client
cert_manager.http_acme_client.request.duration.sum
(count)
The sum of the HTTP request latencies in seconds for the ACME client

イベント

cert_manager インテグレーションには、イベントは含まれません。

サービスチェック

cert_manager.openmetrics.health
Returns CRITICAL if the agent fails to connect to the OpenMetrics endpoint, otherwise OK.
Statuses: ok, critical

トラブルシューティング

重複する name タグ

各証明書の名前は Prometheus ペイロードの name ラベルに表示され、Datadog Agent によってタグに変換されます。ホストも name タグを使用している場合 (例えば、AWS インテグレーションによって自動的に収集される)、このインテグレーションからのメトリクスは両方の値を表示します。name タグの重複を防ぐために、rename_labels 構成パラメーターを使用して、Prometheus のラベル name を Datadog のタグ cert_name にマッピングすることができます。これにより、タグ cert_name 内の単一の値で証明書を識別できるようになります。

init_config:
instances:
- openmetrics_endpoint: <OPENMETRICS_ENDPOINT>
  rename_labels:
    name: cert_name

ご不明な点は、Datadog サポートまでお問い合わせください。