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Agent ログに以下のエラーメッセージが表示される場合、アプリケーションは、デフォルトで APM で許可されている毎秒 200 件を超えるトレースイベントを発行しています。
Max events per second reached (current=300.00/s, max=200.00/s). Some events are now being dropped (sample rate=0.54). Consider adjusting event sampling rates.
Agent の APM レート制限を増やすには、Agent のコンフィギュレーションファイル (apm_config:
セクションの下) 内で max_events_per_second
属性を構成します。コンテナ化されたデプロイメント (Docker、Kubernetes など) の場合は、DD_APM_MAX_EPS
環境変数を使用します。
注: APM レート制限を増やすと、App Analytics のコストが増加する可能性があります。
Agent ログに以下のエラーメッセージが表示される場合、デフォルトの APM 接続制限である 2000 を超えています。
ERROR | (pkg/trace/logutil/throttled.go:38 in log) | http.Server: http: Accept error: request has been rate-limited; retrying in 80ms
Agent の APM 接続制限を増やすには、Agent のコンフィギュレーションファイル (apm_config:
セクションの下) 内で connection_limit
属性を構成します。コンテナ化されたデプロイメント (Docker、Kubernetes など) の場合は、DD_APM_CONNECTION_LIMIT
環境変数を使用します。
Agent のログに以下のエラーメッセージが表示された場合、Agent の最大メモリ使用量が 150% を超えたことを意味します。
CRITICAL | (pkg/trace/api/api.go:703 in watchdog) | Killing process. Memory threshold exceeded: 8238.08M / 715.26M
CRITICAL | (pkg/trace/osutil/file.go:39 in Exitf) | OOM
Agent の最大メモリ制限を増やすには、Agent のコンフィギュレーションファイルの apm_config
セクションで max_memory
属性を構成します。コンテナ型のデプロイメント (例えば、Docker や Kubernetes) の場合は、環境変数 DD_APM_MAX_MEMORY
を使用します。
Kubernetes などのオーケストレーターでメモリ制限を処理したい場合、Datadog Agent 7.23.0 以降、この制限を 0
に設定することで無効にすることができます。
この設定は、APM Agent が使用する最大 CPU パーセントを定義します。Kubernetes 以外の環境では、デフォルトで 50 に設定されており、これは 0.5 コアに相当します (100 = 1 コア)。この制限に達すると、CPU 使用量が再び制限を下回るまでペイロードは拒否されます。これは datadog.trace_agent.receiver.ratelimit
によって反映され、現在ドロップされているペイロードの割合を表します (値が 1 の場合は、トレースがドロップされていないことを意味します)。これは、Service Table View で、Limited Resource
という警告として表示されることもあります。
オーケストレーター (または外部サービス) に Datadog Agent のリソース制限を管理させたい場合、Datadog では環境変数 DD_APM_MAX_CPU_PERCENT
を 0
に設定してこれを無効にすることを推奨します (Datadog Agent 7.23.0 からサポートされるようになりました)。