トレースパイプライン

トレースパイプライン

インスツルメントされたアプリケーションからトレースを収集し、アプリケーションをエンドツーエンドで視覚化することができます。トレースエクスプローラーから分散型トレースをクエリして視覚化し、マイクロサービス内のリクエストの流れを理解して、エラーやパフォーマンスの問題を簡単に調査することができます。

APM では、トレースの取り込み保持の両方を完全にカスタマイズすることができます。

取り込みのメカニズム

トレースを設定し、きめ細かい取り込み構成でアプリケーションをエンドツーエンドで可視化することができます。アプリケーションの停止やサービスの応答性低下などのパフォーマンスの問題を見逃さないために、すべてのエラーと高レイテンシーのトレースを含む完全なトレースを取得することができます。

サービスセットアップ

Ingestion controls

Ingestion Control ページでは、サービス全体の取り込み量と構成設定の概要を確認できます。

Ingestion Control ページ概要

スパンからメトリクスを生成する

取り込んだスパンからメトリクスを生成し、そのカスタムメトリクスをクエリや比較に使用することができます。詳しくは、スパンからメトリクスを生成するを参照してください。

スパンベースメトリクスのグラフ

トレースの保持

Datadog によってスパンが取り込まれた後、アカウントに設定された保持フィルターに従って、一部は 15 日間保管されます。Datadog インテリジェント保持フィルターは、アプリケーションの健全性を監視するために、トレースの一定割合をインデックス化します。さらに、独自のカスタム保持フィルターを定義して、組織の目標をサポートするために保持したいトレースデータのインデックスを作成することができます。

保持フィルターページ

トレース使用量メトリクス

APM 推定使用量や取り込み理由ダッシュボードの使用など、取り込み量やインデックスされたデータの量を追跡・監視する方法については、使用量メトリクスをご覧ください。

APM Estimated Usage ダッシュボード