概要

Synthetic テストから生成されたメトリクスを使って、テストで作成した Synthetic モニターに加えて、メトリクスモニターを作成することが可能です。

CI で失敗するテストが多すぎる場合にアラートを出すメトリクスモニターの例

メトリクスモニターを使用すると、以下のことが実現できます。

  • トータルレスポンスタイムの監視
  • DNS、DNS 解決、TCP 接続など、特定の HTTP タイミングでのスコープ
  • Synthetic テストから得られるメトリクスに追加されたタグへのアクセス

このガイドでは、synthetics.test_runs のような一般的なメトリクスを使って、メトリクスモニターをセットアップする方法を説明します。

メトリクスモニターの作成

CI で失敗するテストが多すぎる場合にアラートを出すメトリクスモニターの例
  1. メトリクスモニターを作成するには、Monitors > New Monitor に移動し、Metric をクリックします。

  2. モニターのアラート条件をカスタマイズするために、検出方法を選択します。この例では、しきい値アラートのメトリクスモニターを作成します。

    しきい値アラート
    メトリクスがしきい値を超えるとアラートがトリガーされます。
    変更アラート
    値間のデルタがしきい値より大きい場合、アラートがトリガーされます。
    異常検知
    メトリクスが予想されるパターンから逸脱するとアラートがトリガーされます。
    外れ値アラート
    グループ内のあるメンバーが他のメンバーと異なる振る舞いをしたときにアラートがトリガーされます。
    予測アラート
    あるメトリクスが将来しきい値を超えると予測される場合にアラートがトリガーされます。
  3. Define the metric セクションでは、Synthetic Monitoring のメトリクスとして synthetics.test_runs など、ステータス、レスポンスコード、再試行動作にフィルターをかけることができるものを入力します。

  4. アラート条件を設定し、通知メッセージを追加します。

  5. 編集権限を設定し、Create をクリックします。

その他の参考資料