Software Catalog をセットアップ

Datadog Software Catalog は、サービス、データストア、キュー、フロントエンド アプリケーション、API などのソフトウェア コンポーネントを追跡/管理するための集中レジストリです。チーム、オンコール、ランブック、ソース コード リンクなどのコンポーネント属性は、Kubernetes 形式の YAML 設定ファイルである エンティティ定義 で管理します。

Software Catalog の 自動検出 機能により、Datadog の APM、USM、RUM 製品を利用している既存ユーザーの場合、監視対象のコンポーネントがあらかじめカタログに登録されます。自動登録された Software Catalog を拡張するには、監視対象外のコンポーネントを表すエンティティ定義を作成して追加します。

APM、USM、RUM の利用状況に応じて、次のセットアップ手順のいずれかに進んでください。

Datadog を初めて使う場合


既存の Datadog ユーザー


ロール ベースのアクセス制御と権限

一般的な情報については、ロール ベース アクセス制御 と [ロール権限][3] を参照してください。

読み取り権限

Software Catalog の読み取り権限により、Software Catalog のデータを参照できるようになり、次の機能が利用できます:

  • Software Catalog 一覧
  • Discover UI
  • サービス定義エンドポイント: /api/v2/services/definition/<service_name>

この権限は、Datadog Read Only Role および Datadog Standard Role でデフォルトで有効になっています。

書き込み権限

Software Catalog の書き込み権限により、Software Catalog のデータを変更できます。次の機能には書き込み権限が必要です:

  • POST /api/v2/services/definitions エンドポイントを使ったサービス定義の挿入または更新
  • DELETE /api/v2/services/definition/<service_name> エンドポイントを使ったサービス定義の削除
  • Discover Services UI でオンボーディングプロセスを完了する
  • UI でのサービスメタデータの更新

この権限は、Datadog Admin Role および Datadog Standard Role でデフォルトで有効になっています。