ASM の機能サポート

.NET ライブラリでは、指定されたトレーサーのバージョンで、以下の ASM 機能がサポートされています。

ASM の機能.NET トレーサーの最小バージョン
Threat Detection2.23.0
Threat Protection2.26.0
ブロックされたリクエストへの対応をカスタマイズする2.27.0
Vulnerability Management for Open Source Software (OSS)2.16.0
Vulnerability Management for Code-level (ベータ版)2.42.0
ユーザーアクティビティイベントの自動追跡2.32.0

.NET でサポートされるすべての ASM 機能を得るためのトレーサーの最小バージョンは 2.42.0 です。

: Threat Protection を使用するには、リモート構成を有効にする必要があり、これはリストされている最小トレーサーバージョンに含まれています。

サポートされるデプロイメントタイプ

タイプThreat Detection のサポートOSS の脆弱性管理のサポート
Docker
トレーシング
Amazon ECS
AWS Fargate
AWS Lambda
Azure App Service

: Azure App Service は Web アプリケーションでのみサポートされています。ASM は Azure Functions をサポートしていません。

言語とフレームワークの互換性

サポートされている .NET バージョン

.NET Framework バージョンマイクロソフトサポート終了サポートレベルパッケージバージョン
4.8GA最新
4.7.2GA最新
4.7GA最新
4.6.2GA最新
4.6.104/26/2022GA最新

これらは、以下のアーキテクチャでサポートされています。

  • Linux (GNU) x86-64、ARM64
  • Alpine Linux (musl) x86-64、ARM64
  • macOS (Darwin) x86-64、ARM64
  • Windows (msvc) x86、x86-64

Web フレームワークの互換性

  • 攻撃元の HTTP リクエストの詳細
  • HTTP リクエスト用のタグ (ステータスコード、メソッドなど)
  • アプリケーション内の攻撃フローを確認するための分散型トレーシング
ASM の機能に関する備考
  • Vulnerability Management for OSS はすべてのフレームワークでサポートされています。
  • ご利用のフレームワークが下記に掲載されていない場合でも、Vulnerability Management for Code-level が危険な Cookie の脆弱性を検知します。
フレームワークThreat Detection のサポートの有無Threat Detection のサポートの有無Vulnerability Management for Code-level のサポートの有無
ASP.NET MVC
ASP.NET Web API 2
ご希望のフレームワークが掲載されていない場合は、お知らせください!この短いフォームに必要事項を記入して、詳細を送信してください。

データストアの互換性

データストアのトレーシングでは以下の確認が可能です

  • SQL 攻撃の検知
  • クエリ情報 (サニタイジングされたクエリ文字列など)
  • エラーとスタックトレースの取得
ASM の機能に関する備考
  • Threat Protection は HTTP リクエスト (input) レイヤーでも機能するため、下表に掲載されていなくても、デフォルトですべてのデータベースで機能します。
フレームワークThreat Detection のサポートの有無Threat Detection のサポートの有無Vulnerability Management for Code-level のサポートの有無
OracleDB
ADO.NET
SQL Server
MySQL
SQLite

User Authentication Frameworks の互換性

User Authentication Frameworks へのインテグレーションは以下を提供します。

  • ユーザー ID を含むユーザーログインイベント
  • ユーザーサインアップイベント (組み込みの SignInManager を使用するアプリ)
  • ユーザーログインイベントのアカウント乗っ取り検出モニタリング
フレームワーク
> .Net Core 2.1