Datadog では、非常に多くのエラーが収集されます。システムの正常性維持には、このエラーを監視することが不可欠ですが、件数が多いため個々のエラーイベントを重要度により特定し修正の順序を見極めることは大変困難です。
Error Tracking を使用すると、以下の機能により簡単にエラーを監視できます。
エラートラッキングは、RUM SDK によってブラウザから収集されたエラーを処理します。スタックトレースを含むソースまたはカスタムエラーが収集されるたびに、エラートラッキングはそれを処理し、問題 (同様のエラーのグループ) にグループ化します。
エラー追跡を素早く開始するには:
一部のアプリケーションのソースコードは、実稼働用にデプロイされるときにパフォーマンスの最適化およびセキュリティの観点から難読化または縮小されます。 その結果、そのようなアプリケーションで発生したエラーのスタックトレースも難読化され、トラブルシューティングのプロセスが難航することになります。
ソースマップは、Javascript のソースコードを縮小する際に生成されるマッピングファイルです。このマッピングファイルをビルドディレクトリからアップロードするために、Datadog CLI を使用できます(ビルドディレクトリとそのサブディレクトリをスキャンして、関連する縮小化ファイルとともにソースマップを自動的にアップロード)。CI パイプラインから、ソースマップを直接アップロードします。
package.json
ファイルに @datadog/datadog-ci
を追加します (必ず最新バージョンを使用してください)。DATADOG_API_KEY
という名前の環境変数としてエクスポートします。datadog-ci sourcemaps upload /path/to/dist \
--service=my-service \
--release-version=v35.2395005 \
--minified-path-prefix=https://hostname.com/static/js
package.json
ファイルに @datadog/datadog-ci
を追加します (必ず最新バージョンを使用してください)。DATADOG_API_KEY
という名前の環境変数としてエクスポートします。export DATADOG_SITE="datadoghq.eu"
および export DATADOG_API_HOST="api.datadoghq.eu"
をエクスポートして、EU リージョンにファイルをアップロードするために CLI を構成します。datadog-ci sourcemaps upload /path/to/dist \
--service=my-service \
--release-version=v35.2395005 \
--minified-path-prefix=https://hostname.com/static/js
ソースマップでエラー追跡が正常に動作するには、以下を満たすように Javascript バンドルを構成する必要があります。
sourcesContent
属性が空でないことを確認してください。このページ