SLO アラート

概要

サービスレベル目標 (SLO) は、サイト信頼性エンジニアリングツールキットの重要な要素です。SLO を使用し、アプリケーションのパフォーマンスに明確なターゲットを定義するためのフレームワークを整えることで、一貫したカスタマーエクスペリエンを提供したり、プラットフォームの安定性を保ちつつ機能を開発したり、内部および外部ユーザーとのコミュニケーションを改善するために役立てることができます。

モニターの作成

Datadog で SLO アラートを作成するには、メインナビゲーションで Monitors –> New Monitor –> SLO の順に進みます。

SLO を選択

サービスレベル目標を選択します。

アラートの条件を設定する

2 種類のアラートが用意されています。

エラーバジェットアラートは、SLO のエラーバジェットが一定の割合で消費された場合に通知されます。

バーンレートアラート は、SLO エラーバジェットの消費率が、指定したしきい値を超え、一定期間継続した場合に通知されます。

通知

Say what’s happeningNotify your team のセクションに関する詳しい説明は、通知 のページを参照してください。

すべてのモニタータイプで利用可能な標準テンプレート変数に加えて、SLO アラートは以下の変数もサポートします。

変数説明
{{timeframe}}SLO のタイムウィンドウ (7 日、30 日、90 日)。
{{value}}エラーバジェットの消費割合 (エラーバジェットアラートのみ)。
{{short_window_burn_rate}}ショートウィンドウで観測可能なバーンレート値 (バーンレートアラートのみ)。
{{long_window_burn_rate}}ロングウィンドウで観測可能なバーンレート値 (バーンレートアラートのみ)。