エラー追跡モニター

概要

組織のリアルユーザーモニタリングAPMログを有効にすると、Web またはモバイルアプリケーション、バックエンドサービス、ログで問題が発生したとき、影響が大きいとき、そして回帰が始まったときにアラートを発するエラー追跡モニターを作成することができるようになります。

エラー追跡モニターを作成する

Datadog でエラー追跡モニターを作成するには、Monitors > New Monitor > Error Tracking に移動します。

: アカウント当たり上限 1000 件のエラー追跡モニターがデフォルトで設定されています。この制限を増やすには、サポートまでお問い合わせください。

アラート条件を選択する

エラー数の多い課題に対してアラートを出すには Count を、初めて発生した課題に対してアラートを出すには New Issue を選択します。

検索クエリを定義する

ドロップダウンメニューから Web and Mobile Apps を選択します。Backend Services または Logs を選択した場合、Error Occurrences オプションのみ利用可能です。

  1. 監視するメトリクスを、カウント、ファセット、メジャーのいずれかから選択します。

    • エラーの発生については、課題 ID に基づいた全体のカウントで監視します。
    • 影響を受けたユーザーについては、課題 ID に基づくユーザーメールの一意のカウント、またはメジャーで監視します。
    • 影響を受けたセッションについては、課題 ID に基づくセッション ID の一意のカウントで監視します。
    • メジャーで監視します。メジャーを選択すると、モニターは (メトリクスモニターと同様に) RUM ファセットの数値に対してアラートを発出します。集計タイプ (minavgsummedianpc75pc90pc95pc98pc99、または max) を選択します。

    最も頻繁に使用されるファセットにアクセスするための 3 つのクイックフィルターオプションがあります。

    • Error Occurrences: エラーカウントが above または above or equal to のときにトリガーします。
    • Impacted Users: 影響を受けたユーザーのメール数が above または above or equal to のときにトリガーします。
    • Impacted Sessions: 影響を受けたセッション ID の数が above または above or equal to のときにトリガーします。
  2. RUM エクスプローラー検索APM エクスプローラー検索またはログエクスプローラー検索と同じロジックで、課題のエラー発生状況を検索するクエリを作成します。

  3. オプションで、アラートのグループ化ストラテジーを構成します。詳細については、モニターの構成を参照してください。

: APM のカウントモニターは、インテリジェント保持フィルターではなく、カスタム保持フィルターにより保持されているスパンに基づいてのみ作成できます。

アラートの条件を設定する

エラーカウントが above または above or equal to のときにトリガーします。メトリクスがしきい値を超えるたびにアラートがトリガーされます。

新しい課題のリストには、過去 24 時間や過去 1 週間など、選択した時間枠の中で新しいとみなされる古い課題が表示される場合があります。

  1. 課題が最初に発生した後、モニターが新しい課題とみなすまでの期間を選択または入力します。選択されたしきい値は、指定された時間枠で評価されます。特定の期間を過ぎると、モニターはアラートを停止し、緑色に変わります。
  2. Web and Mobile AppsBackend Services または Logs を選択し、カウントまたはメジャーで監視することを選択します。
    • 特定の課題 ID の発生カウントを監視します。
    • メジャーで監視します。メジャーを選択すると、モニターは (メトリクスモニターと同様に) RUM または APM ファセットの数値に対してアラートを出します。集計タイプ (minavgsummedianpc75pc90pc95pc98pc99、または max) を選択します。
  3. RUM エクスプローラー検索APM エクスプローラー検索またはログエクスプローラー検索と同じロジックで、課題のエラー発生状況を検索するクエリを作成します。
  4. オプションで、アラートのグループ化ストラテジーを構成します。詳細については、モニターの構成を参照してください。

アラートの条件を設定する

エラーの数が above または above or equal to のとき、モニターがトリガーします。

  • モニターのメトリクスを評価する時間幅を 5 分から 48 時間の間で設定します (5 minutes15 minutes1 hourcustom など)。
  • アラートのしきい値 > <NUMBER> を設定します。
  • 警告のしきい値 > <NUMBER> を設定します。

高度なアラート条件

評価頻度などの高度なアラートオプションについて、詳しくはモニターの構成をご覧ください。

通知

通知タイトルにトリガータグを表示するには、Include triggering tags in notification title をクリックします。

Notify your team および Say what’s happening セクションの詳細については、通知を参照してください。

その他の参考資料