Google Workspace Alert Center
概要
Alert Center は、Google Workspace 全体にわたる重要なセキュリティ関連の通知、アラート、アクションの包括的なビューを提供します。Google Workspace Alert Center を Datadog と統合すると、次のことが可能になります。
セットアップ
インストール
Datadog Google Workspace Alert Center インテグレーションは、サービスアカウントを使用して Google と Datadog の間の API 接続を作成します。以下では、サービスアカウントを作成し、Datadog にサービスアカウント認証情報を提供して、自動的に API 呼び出しを開始するための手順を説明します。
注: Google Workspace Alert Center API が有効になっていることを確認してください。
- サービスアカウントの作成と承認の手順に従ってください。
これらの手順を完了するためには、スーパー管理者アクセスが必要です。そのプロセスの一環として、プライベートキー JSON ファイルを保存するロケーションに注意してください。説明したように、サービスアカウントにドメイン全体の権限を委譲し、その過程で
https://www.googleapis.com/auth/apps.alerts
スコープを付与します。 - GCP コンソールの
Service account details
ページから、Advanced settings
セクションの一番下にある Create Google Workspace Marketplace-Compatible OAuth Client
ボタンをクリックします。 - Datadog Google Workspace Alert Center インテグレーションタイルに移動します。
- Configuration タブで、Upload Private Key File を選択してこのプロジェクトを Datadogと統合します。
最初のステップで保存した秘密鍵 JSON ファイルを選択します。
- 件名のメールを入力します。これは、アラートセンターにアクセスできるユーザーまたはロボットアカウントのメールアドレスです。
サービスアカウント自体に関連付けられているメールアドレスは使用しないでください。
インテグレーションは、API 呼び出しを行うときにこのユーザーになりすます。
複数のプロジェクトを監視する場合は、上記のプロセスを繰り返して、複数のサービスアカウントを使用できます。
構成
プロジェクトごとにカスタムタグを指定することもできます。これらのタグは、Datadog 内のそのプロジェクトのすべてのログイベントに追加されます。
結果
ソース google.workspace.alert.center
の下にログが入るまで、少なくとも 5 分待ちます。ご使用の環境で Alert Center のアラートが頻繁に生成されない場合は、さらに長く待機する必要があります。
収集データ
メトリクス
この Google Workspace Alert Center には、メトリクスデータは含まれません。
イベント
ログイベントの一覧については、Google Workspace Alert Center のドキュメントを参照してください。
サービスチェック
Google Workspace Alert Center インテグレーションには、サービスのチェック機能は含まれません。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。
参考資料