概要
Datadog は issue を作成するタイミングで、原因推定を示す Suspected cause ラベルを付与します。Suspected cause ラベルは、開発者がエラーの根本原因としてまず想定する仮説を表します。この初期分類により、切り分けが進めやすくなり、再発しやすい問題への理解も深まります。
Suspected cause は次のいずれかのカテゴリになります:
- Code Exception: コードの欠陥によってエラーが発生しました。
- Failed Request: API エンド ポイントがエラー ステータス コードで応答しました。
- Illegal Object Access: コードが null または undefined のオブジェクトにアクセスしました。
- Invalid Argument: 関数が無効な引数で呼び出されました。
- Network: サーバーからの応答に時間がかかった、またはネットワークが低速でした。
Suspected cause は検索のフィルターとして利用できるため、関連する issue を絞り込みやすくなります。
Suspected cause ラベルの更新
付与された Suspected cause が実態と合わない場合は、手動で編集できます。運用しながらラベル付けの精度を継続的に改善できます。
Suspected cause を更新するには、ラベルをクリックして別の値を選択します。
参考資料