Cluster Agent のコマンド

Datadog Cluster Agent には次のコマンドがあります。

datadog-cluster-agent status
Agent のコンポーネントの概要と健全性を示します。
datadog-cluster-agent metamap <NODE_NAME>
NODE_NAME 上に存在するポッドと、エンドポイントなど関連するクラスターレベルのメタデータのマッピングをローカルキャッシュに問い合わせます。NODE_NAME を指定しない場合は、クラスターのすべてのノードでマッパーが実行されます。

datadog-cluster-agent flare <CASE_ID> ノードベース Agent と同様に、Cluster Agent は、ログや使用された構成を集計し、サポートチームにアーカイブを転送したり、圧縮してローカルで使用したりすることもできます。: このコマンドは Cluster Agent ポッド内から実行されます。

Cluster Agent のオプション

次の環境変数がサポートされています。

DD_API_KEY
Datadog API キー

DD_HOSTNAME Datadog Cluster Agent に使用するホスト名。

DD_ENV Cluster Agent によって発行されたデータの env タグを設定します。Cluster Agent が単一環境内のサービスを監視する場合にのみ推奨されます。

DD_CLUSTER_AGENT_CMD_PORT Datadog Cluster Agent がサービスを提供するポート。デフォルトは 5005 です。

DD_USE_METADATA_MAPPER クラスターレベルのメタデータマッピングを有効にします。デフォルトは true です。

DD_COLLECT_KUBERNETES_EVENTS
Kubernetes イベントを収集するように Agent を構成します。デフォルトは false です。

DD_LEADER_ELECTION 「リーダー選出」を有効にします。この機能を有効にするには、 DD_COLLECT_KUBERNETES_EVENTStrue に設定します。デフォルトは false です。

DD_LEADER_LEASE_DURATION
リーダー選出が有効になっている場合にのみ使用されます。値は秒単位で、デフォルトは 60 です。

DD_CLUSTER_AGENT_AUTH_TOKEN ノード Agent と Datadog Cluster Agent の間で共有される 32 文字のトークン。

DD_KUBE_RESOURCES_NAMESPACE Cluster Agent がリーダー選出、イベント収集 (オプション)、および水平ポッドオートスケーリングに必要な ConfigMap を作成する場所となるネームスペースを構成します。

DD_CLUSTER_AGENT_KUBERNETES_SERVICE_NAME Cluster Agent が公開される Kubernetes サービスの名前。デフォルトは datadog-cluster-agent です。

DD_KUBERNETES_INFORMERS_RESYNC_PERIOD ローカルキャッシュを再同期するために API サーバーに問い合わせる頻度 (秒単位)。デフォルトは 5 分 (300 秒) です。

API サーバーと通信しているクライアントのタイムアウト (秒単位)。デフォルトは 60 秒です。

DD_METRICS_PORT
Datadog Cluster Agent のメトリクスを公開するポート。デフォルトはポート 5000 です。

DD_EXTERNAL_METRICS_PROVIDER_BATCH_WINDOW 複数のオートスケーラーからのメトリクスバッチを処理するための待機時間 (秒単位)。デフォルトは 10 秒です。

DD_EXTERNAL_METRICS_PROVIDER_MAX_AGE データポイントが無効になって使用できないと見なされるまでの最大時間 (秒単位)。デフォルトは 120 秒です。

DD_EXTERNAL_METRICS_AGGREGATOR Datadog メトリクスの集計関数。処理されるすべてのオートスケーラーに適用されます。sum/avg/max/min から選択します。

DD_EXTERNAL_METRICS_PROVIDER_BUCKET_SIZE Datadog からのメトリクスの問い合わせに使用するウィンドウのサイズ (秒単位)。デフォルトは 300 秒です。

DD_EXTERNAL_METRICS_LOCAL_COPY_REFRESH_RATE 処理済みメトリクスのローカルキャッシュをグローバルストアと再同期する頻度。Cluster Agent のレプリカが複数ある場合に便利です。

DD_CLUSTER_CHECKS_ENABLED クラスターチェックのオートディスカバリーを有効にします。デフォルトは false です。

DD_EXTRA_CONFIG_PROVIDERS 追加で使用するオートディスカバリー構成プロバイダー。

DD_EXTRA_LISTENERS 追加で実行するオートディスカバリーリスナー。

DD_CLUSTER_NAME クラスター名。インスタンスタグとしてすべてのクラスターチェック構成に追加されます。

DD_CLUSTER_CHECKS_CLUSTER_TAG_NAME DD_CLUSTER_NAME オプションによって設定されるインスタンスタグの名前。デフォルトは cluster_name です。

DD_CLUSTER_CHECKS_NODE_EXPIRATION_TIMEOUT ノードベースの Agent が停止していると見なされてプールから削除されるまでの時間(秒単位)。デフォルトは 30 秒です。

DD_CLUSTER_CHECKS_WARMUP_DURATION リーダーシップの取得からクラスターチェックロジックの開始までの遅延(秒単位)。すべてのノードベースの Agent が先に登録されるようにします。デフォルトは 30 秒です。

DD_CLUSTER_CHECKS_EXTRA_TAGS クラスターチェックメトリクスにタグを追加します。

DD_PROXY_HTTPS
HTTPS リクエスト用のプロキシサーバーを設定します。
DD_PROXY_HTTP
HTTP リクエスト用のプロキシサーバーを設定します。
DD_PROXY_NO_PROXY
プロキシをバイパスするホストのリストを設定します。リストはスペース区切りです。

その他の参考資料