Windows

概要

このページでは、Windows 用 Datadog Agent の基本機能の概要を説明します。Agent をまだインストールしていない場合は、下記のインストール手順を参照するか、アプリ内の指示に従ってください。

サポートされている Windows バージョンの完全なリストについては、サポート対象プラットフォーム を参照してください。

##インストール {#installation}

Windows ホストに Datadog Agent をインストールするには、Fleet Automation 内のガイド付きアプリ内フローに従い、インストールコマンドをコピーして実行します。Datadog Agent は ddagentuser の下で実行されます。詳細については、Datadog Windows Agent ユーザーのドキュメントを参照してください。

Windows ホストへの Datadog Agent のアプリ内インストール手順。

その他のインストール方法

Agent Manager GUI を使用したインストール

Agent のデフォルトのインストール場所は %ProgramFiles%\Datadog\Datadog Agent です。カスタムのインストール場所を使用する場合は、Datadog ファイル用に Datadog サブディレクトリを指定してください。
  1. Datadog Agent インストーラーをダウンロードして、最新バージョンの Agent をインストールします。 2.datadog-agent-7-latest.amd64.msi を開いてインストーラーを実行します。プロンプトが表示されたら、管理者資格情報を入力します。 3.プロンプトに従い、使用許諾契約に同意して、Datadog API キーを入力します。

インストールが完了すると、Datadog Agent Manager を起動するオプションが表示されます。

####インストール設定オプション {#installation-configuration-options}

下記の各設定オプションは、Windows に Agent をインストールする際に、コマンドラインのプロパティとして追加できます。その他の Agent 設定オプションについては、その他の Agent 設定オプションを参照してください。

変数説明
APIKEY文字列設定ファイルに Datadog API キーを追加します。
SITE文字列Datadog インテークサイトを設定します。例: SITE=datadoghq.com
TAGS文字列設定ファイルで割り当てるタグのカンマ区切りリスト。例: TAGS="key_1:val_1,key_2:val_2"
HOSTNAME文字列Agent が Datadog に報告するホスト名を設定します (実行時に計算されたホスト名を上書きします)。
DDAGENTUSER_NAME文字列Agent のインストール中に使用されるデフォルトの ddagentuser ユーザー名を上書きします (v6.11.0+)Datadog Windows Agent ユーザーの詳細
DDAGENTUSER_PASSWORD文字列Agent のインストール中に ddagentuser ユーザーに対して生成された暗号的に安全なパスワードを上書きします (v6.11.0+)。ドメインサーバーへのインストールでは指定する必要があります。Datadog Windows Agent ユーザーの詳細
APPLICATIONDATADIRECTORYパス設定ファイルのディレクトリツリーに使用するディレクトリを上書きします。新規インストール時にのみ指定可能です。アップグレード時には無効です。デフォルト: C:\ProgramData\Datadog(v6.11.0+)
PROJECTLOCATIONパスバイナリファイルのディレクトリツリーに使用するディレクトリを上書きします。新規インストール時にのみ指定可能です。アップグレード時には無効です。デフォルト: %ProgramFiles%\Datadog\Datadog Agent(v6.11.0+)

デフォルトのディレクトリを上書きする場合は、Datadog ファイル用の Datadog サブディレクトリを必ず指定してください。

  • /qn オプションは、サイレントインストールを実行します。GUI プロンプトを表示するには、これを削除します。 -一部の Agent バージョンでは、強制的な再起動が発生する場合があります。これを防ぐには、パラメーター REBOOT=ReallySuppress を追加します。 -一部の Agent コンポーネントでは、データを収集するためにカーネルドライバーが必要です。コンポーネントにカーネルドライバーが必要かどうかを確認するには、そのドキュメントページを参照するか、関連する Agent 設定ファイルで kernel driver を検索してください。 -有効な datadog.yaml が見つかった場合、そのファイルは指定されたすべてのコマンドラインオプションよりも優先されます。

####その他の Agent 設定オプション {#more-agent-configuration-options}

下記の各設定オプションは、Windows に Agent をインストールする際に、コマンドラインのプロパティとして追加できます。

: 有効な datadog.yaml が見つかった場合、そのファイルは指定されたすべてのコマンドラインオプションよりも優先されます。

変数説明
LOGS_ENABLED文字列設定ファイルでログ収集機能を有効化 ("true") または無効化 ("false") します。ログはデフォルトで無効になっています。
APM_ENABLED文字列設定ファイルで APM Agent を有効化 ("true") または無効化 ("false") します。APM はデフォルトで有効になっています。
PROCESS_ENABLED文字列設定ファイルで Process Agent を有効化 ("true") または無効化 ("false") します。Process Agent はデフォルトで無効になっています。
HOSTNAME_FQDN_ENABLED文字列Agent ホスト名への FQDN の使用を有効化 ("true") または無効化 ("false") します。これは、Agent 設定ファイルで hostname_fqdn を設定するのと同等です。ホスト名への FQDN の使用はデフォルトで無効になっています。(v6.20.0+)
CMD_PORT数値0 ~ 65534 の有効なポート番号。Datadog Agent はポート 5001 でコマンド API を公開します。そのポートが既に別のプログラムで使用されている場合は、ここでデフォルトを上書きできます。
PROXY_HOST文字列(プロキシを使用する場合) プロキシホストを設定します。Datadog Agent でのプロキシの使用に関する詳細
PROXY_PORT数値(プロキシを使用する場合) プロキシポートを設定します。Datadog Agent でのプロキシの使用に関する詳細
PROXY_USER文字列(プロキシを使用する場合) プロキシユーザーを設定します。Datadog Agent でのプロキシの使用に関する詳細
PROXY_PASSWORD文字列(プロキシを使用する場合) プロキシパスワードを設定します。プロセス/コンテナ Agent の場合、この変数は認証パスワードを渡すために必要であり、名前を変更することはできません。Datadog Agent でのプロキシの使用に関する詳細
EC2_USE_WINDOWS_PREFIX_DETECTIONブール値EC2 上の Windows ホストに EC2 インスタンス ID を使用します。 (v7.28.0+)

インストールログファイル

インストールログファイルを設定するには、/log <FILENAME> msiexec オプションを指定します。このオプションが設定されていない場合、msiexec はデフォルトで %TEMP%\MSI*.LOG にログを書き込みます。

##設定 {#configuration}

メインの Agent 設定ファイルの場所は下記のとおりです。 C:\ProgramData\Datadog\datadog.yaml。このファイルは、API キー、選択した Datadog サイト、プロキシパラメーター、ホストタグ、ログレベルなど、ホスト全体の設定に使用されます。

同じディレクトリには datadog.yaml.example ファイルもあります。これは利用可能なすべての設定オプションを網羅したコメント付きのリファレンスで、参照や特定の設定のコピーに役立ちます。

インテグレーションの設定ファイルの場所は下記のとおりです。 C:\ProgramData\Datadog\conf.d\ また、代わりにレガシーな場所である C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Datadog\conf.d\ に存在する場合もあります。

各インテグレーションには、下記を含むサブディレクトリ <INTEGRATION>.d\ があります。

  • conf.yaml: インテグレーションのアクティブな設定
  • conf.yaml.example: サポートされている設定キーを示すサンプルファイル

設定を変更した後は、変更を確実に反映させるために必ず Agent を再起動してください。

Datadog Agent Manager GUI を使用して、チェックの有効化、無効化、および設定ができます。変更を反映させるには、Agent を再起動する必要があります。

: ProgramData は隠しフォルダーです。

##Agent コマンド {#agent-commands}

Agent の実行は、Windows サービスコントロールマネージャーによって制御されます。

*メインの実行ファイル名は agent.exe です。 *設定 GUI は、ブラウザベースの設定アプリケーションです (Windows 64 ビット版のみ)。 *コマンドは、昇格した (管理者として実行) コマンドライン (PowerShell またはコマンドプロンプト) から、構文 <PATH_TO_AGENT.EXE> <COMMAND> を使用して実行できます。 *コマンドラインオプションは下記のとおりです。

コマンド説明
check指定されたチェックを実行します。
diagnoseシステム上で接続診断を実行します。
flareフレアを収集して Datadog に送信します。
helpコマンドに関するヘルプを表示します。
hostnameAgent が使用しているホスト名を表示します。
import以前のバージョンの Agent から設定ファイルをインポートして変換します。
launch-guiDatadog Agent Manager を起動します。
restart-serviceサービスコントロールマネージャー内で Agent を再起動します。
runAgent を起動します。
startAgent を起動します。(非推奨ですが、受け入れられます。代わりに run を使用してください。)
start-serviceサービスコントロールマネージャー内で Agent を起動します。
status現在のステータスを表示します。
stopserviceサービスコントロールマネージャー内で Agent を停止します。
versionバージョン情報を表示します。

:

  • PowerShell (powershell.exe)

    & "$env:ProgramFiles\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" status
    & "$env:ProgramFiles\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" launch-gui
    & "$env:ProgramFiles\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" flare
    
  • コマンドプロンプト (cmd.exe)

    "%ProgramFiles%\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" status
    "%ProgramFiles%\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" launch-gui
    "%ProgramFiles%\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" flare
    

Agent のアンインストール

Windows で Agent をアンインストールするには、2 つの異なる方法があります。どちらの方法でも Agent は削除されますが、ホスト上の C:\ProgramData\Datadog 設定フォルダーは削除されません。

###プログラムの追加と削除 {#add-or-remove-programs}

  1. Ctrl キーと Esc キーを同時に押すか、Windows キーを使用して Windows 検索を実行します。 1.add を検索し、[プログラムの追加と削除] をクリックします。 1.Datadog Agent を検索し、[アンインストール] をクリックします。

###PowerShell {#powershell}

注: 次のコマンドを使用するには、WinRM を有効にしてください。

再起動せずに Agent をアンインストールするには、次の PowerShell コマンドを使用します。

$productCode = (@(Get-ChildItem -Path "HKLM:SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall" -Recurse) | Where {$_.GetValue("DisplayName") -like "Datadog Agent" }).PSChildName
start-process msiexec -Wait -ArgumentList ('/log', 'C:\uninst.log', '/q', '/x', "$productCode", 'REBOOT=ReallySuppress')

トラブルシューティング

トラブルシューティングの手順については、Agent のトラブルシューティングドキュメントを参照してください。

###Agent のステータスと情報 {#agent-status-and-information}

Agent が実行されていることを確認するには、[サービス] パネルで DatadogAgent サービスが [開始] と表示されているか確認します。タスクマネージャーに Datadog Metrics Agent (agent.exe) というプロセスも存在している必要があります。

Agent の状態に関する詳細情報を取得するには、Datadog Agent Manager を起動します。

  • Datadog Agent のシステムトレイアイコンを右クリックして [Configure] (設定) を選択するか、
  • 昇格した (管理者として実行) コマンドラインから launch-gui コマンドを実行します。
    • PowerShell: & "<PATH_TO_AGENT.EXE>" launch-gui
    • cmd: "<PATH_TO_AGENT.EXE>" launch-gui

次に、[Status] (ステータス) -> [General] (全般) の順に移動して、ステータスページを開きます。 実行中のチェックに関する詳細は、[Status] -> [Collector] (コレクター) および [Checks] (チェック) -> [Summary] (サマリー) で確認できます。

status コマンドは PowerShell で使用できます。

& "$env:ProgramFiles\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" status

または cmd.exe:

"%ProgramFiles%\Datadog\Datadog Agent\bin\agent.exe" status

ログの場所

Agent のログは C:\ProgramData\Datadog\logs\agent.log にあります。

: ProgramData は隠しフォルダーです。

##ユースケース {#use-cases}

Windows サービスのモニタリング

対象のホストで Datadog Agent Manager を起動し、リストから “Windows Service” インテグレーションを選択します。標準で用意されている例がありますが、この例では DHCP を使用しています。

サービス名を取得するには、services.msc を開き、対象のサービスを見つけます。DHCP を対象とする場合、サービスのプロパティウィンドウの上部にサービス名が表示されます。

DHCP

独自のサービスを追加するときは、必ず示されているとおりの形式に従ってください。形式が正しくない場合、インテグレーションは失敗します。: サービス名に含まれる特殊文字はエスケープする必要があります。たとえば、名前 MSSQL$BILLINGMSSQL\$BILLING で追加できます。

Windows DHCP サービス

また、インテグレーションを変更した場合は、そのたびに Datadog サービスを再起動する必要があります。これは services.msc または UI のサイドバーから行えます。

サービスの場合、Datadog はメトリクスを追跡せず、可用性のみを追跡します。(メトリクスの場合は、プロセスまたは WMI インテグレーションを使用します)。モニターをセットアップするには、インテグレーションモニタータイプを選択し、Windows Service を検索します。[Integration Status] (インテグレーションのステータス) -> [Pick Monitor Scope] (モニタースコープの選択) から、モニタリングするサービスを選択します。

###Windows のシステム負荷のモニタリング {#monitoring-system-load-for-windows}

Datadog Agent は、デフォルトで多数のシステムメトリクスを収集します。特に一般的に使用されるシステムメトリクスは system.load.* ですが、これらのメトリクスは Unix 固有のものです。

Windows では system.load.* メトリクスは提供されませんが、デフォルトで利用可能な同等のオプションとして system.proc.queue.length があります。このメトリクスは、プロセッサーのレディキューで遅延し、実行を待機しているスレッドの数を示します。

###Windows プロセスのモニタリング {#monitoring-windows-processes}

ライブプロセスモニタリングを使用して Windows プロセスをモニタリングできます。Windows でこれを有効にするには、Agent のメイン設定ファイルを編集し、次のパラメーターを true に設定します。

datadog.yaml:

process_config:
  enabled: "true"

設定が完了したら、Agent を再起動します。

##その他の参考資料 {#further-reading}