概要
このページでは、SUSE 用 Datadog Agent の基本的な機能について説明します。Agent をまだインストールしていない場合は、Datadog Agent インテグレーションに関するドキュメントで手順を参照してください。
64-bit x86 アーキテクチャ用のパッケージをご用意しています。その他のアーキテクチャについては、ソースインストールをご利用ください。
注: SUSE 11 SP4 以降は、Agent < 6.33.0/7.33.0 でサポートされています。SLES 12 以降および OpenSUSE 15 以降では、Agent >= 6.33.0/7.33.0 がサポートされています。
コマンド
Agent v6 & v7 では、オペレーティングシステムから提供されるサービスマネージャーが Agent のライフサイクルを担う一方で、他のコマンドは Agent バイナリから直接実行する必要があります。Agent v5 では、ほぼすべてがサービスマネージャーによって実行されます。
SUSE 12 以降
説明 | コマンド |
---|
Agent をサービスとして起動 | sudo systemctl start datadog-agent |
サービスとして実行中の Agent の停止 | sudo systemctl stop datadog-agent |
サービスとして実行中の Agent の再起動 | sudo systemctl restart datadog-agent |
Agent サービスのステータス | sudo systemctl status datadog-agent |
実行中の Agent のステータスページ | sudo datadog-agent status |
フレアの送信 | sudo datadog-agent flare |
コマンドの使用方法の表示 | sudo datadog-agent --help |
チェックの実行 | sudo -u dd-agent -- datadog-agent check <CHECK_NAME> |
SUSE 11
説明 | コマンド |
---|
Agent をサービスとして起動 | sudo service datadog-agent start |
サービスとして実行中の Agent の停止 | sudo service datadog-agent stop |
サービスとして実行中の Agent の再起動 | sudo service datadog-agent restart |
Agent サービスのステータス | sudo service datadog-agent status |
実行中の Agent のステータスページ | sudo datadog-agent status |
フレアの送信 | sudo datadog-agent flare |
コマンドの使用方法の表示 | sudo datadog-agent --help |
チェックの実行 | sudo -u dd-agent -- datadog-agent check <CHECK_NAME> |
注: ご使用のシステムで service
ラッパーを使用できない場合は、以下を使用してください。
upstart
ベースのシステムの場合: sudo start/stop/restart/status datadog-agent
systemd
ベースのシステムの場合: sudo systemctl start/stop/restart/status datadog-agent
構成
Agent の構成ファイルおよびフォルダーの場所
/etc/datadog-agent/datadog.yaml
インテグレーション用コンフィギュレーションファイルの場所
/etc/datadog-agent/conf.d/
Agent のアンインストール
Agent をアンインストールするには、次のコマンドを実行します。
sudo zypper remove datadog-agent
このコマンドでは、Agent は削除されますが以下は削除されません。
datadog.yaml
コンフィギュレーションファイル/etc/datadog-agent
コンフィギュレーションフォルダ内のユーザー作成ファイル/opt/datadog-agent
フォルダ内のユーザー作成ファイルdd-agent
ユーザー- Datadog ログファイル
これらの要素も削除したい場合は、Agent 削除後に次のコマンドを実行します。
sudo userdel dd-agent \
&& sudo rm -rf /opt/datadog-agent/ \
&& sudo rm -rf /etc/datadog-agent/ \
&& sudo rm -rf /var/log/datadog/
トラブルシューティング
Agent のトラブルシューティングに関するドキュメントを参照してください。
埋め込み Agent の使用
Agent には、埋め込み Python 環境が /opt/datadog-agent/embedded/
に含まれています。python
、pip
などの共通バイナリは /opt/datadog-agent/embedded/bin/
に含まれています。
詳細については、埋め込み Agent へのパッケージの追加方法の手順を参照してください。
その他の参考資料