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このページでは、AIX 用 Datadog UNIX Agent のインストールと構成について説明します。
注: Datadog Unix Agent は、PowerPC 8 以降および以下のバージョンの AIX をサポートしています。
Datadog の Agent ダウンロードページに、ワンステップの ksh インストールスクリプトが用意されています。このスクリプトは、以下の環境変数をサポートします。
stable
、beta
、unstable
http://proxy.foo.com
false
です。TLS 検証の省略を許可します。別の方法として、こちらのページで最新リリースのダウンロードリンクが提供されています。
インストーラは次のように実行できます (ルートとして実行)。
installp -aXYgd ./datadog-unix-agent-<VERSION>.bff -e dd-aix-install.log datadog-unix-agent
これで、Agent が /opt/datadog-agent
にインストールされます。
Agent のインストールログは、dd-aix-install.log
ファイルに記録されます。このログを無効にするには、インストールコマンドの -e dd-aix-install.log
パラメーターを削除します。
説明 | コマンド (ルートとして実行) |
---|---|
Agent をサービスとして起動 | startsrc -s datadog-agent |
サービスとして実行中の Agent の停止 | stopsrc -s datadog-agent |
Agent サービスのステータス | lssrc -s datadog-agent |
実行中の Agent のステータスページ | datadog-agent status |
フレアの送信 | datadog-agent flare |
コマンドの使用方法の表示 | datadog-agent --help |
Agent のコンフィギュレーションファイルおよびフォルダーは /etc/datadog-agent/datadog.yaml
にあります
コンフィギュレーションファイルのサンプルが /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example
にあります。
基本的なコンフィギュレーションでは、通常、Datadog API キーが必要です。メトリクスを別のサイト (たとえば、EU インスタンス) に送信するために、site
コンフィギュレーションオプションを使用できます。
ネットワーク設定によっては、プロキシ構成を指定する必要があります。
インテグレーション用構成ファイルの場所
/etc/datadog-agent/conf.d/
Unix Agent は、次のシステムメトリクスを収集します。
さらに、次のインテグレーションを有効にして、さらにメトリクスを収集できます。
提供されているコンフィギュレーションファイルサンプルをコピーして編集し、上記のインテグレーションを有効にします。サンプルは、/etc/datadog-agent/conf.d
にあります。YAML コンフィギュレーションファイルの名前は、インテグレーションの名前と一致させる必要があります。/etc/datadog-agent/conf.d/<INTEGRATION_NAME>.d/conf.yaml
はインテグレーション <INTEGRATION_NAME>
を有効にし、そのコンフィギュレーションを設定します。コンフィギュレーションファイルの例は、/etc/datadog-agent/conf.d/<INTEGRATION_NAME>.d/conf.yaml.example
にあります。
注: 使用可能なメトリクスの一部は、Unix Agent のインテグレーションと、Linux、Windows、MacOS のインテグレーションとで異なります。Unix Agent を使用してプロセスとネットワークメトリクスを監視することは可能ですが、ライブプロセスモニタリングとネットワークパフォーマンスモニタリング機能は利用できません。また、ログ管理は、Unix Agent では利用できません。
DogStatsD を使用すると、カスタムメトリクスを収集して Datadog に送信できます。DogStatsD は UDP ポートの 1 つをリスニングし、そこに DogStatsD メトリクスを送信します。送信されたメトリクスは Datadog にリレーされます。
DogStatsD は、Agent と同じ構成ファイルに依存し、このファイルに DogStatsD 構成セクションがあります。DogStatsD サーバーは、通常、同じ Agent プロセス内で実行しますが、専用のプロセスが必要な場合は、スタンドアロンモードで起動することもできます。
DogStatsD を有効にするには、/etc/datadog-agent/datadog.yaml
を編集し、関連する構成オプションを設定します。
/etc/datadog-agent/datadog.yaml
dogstatsd: # DogStatsD 構成オプション
enabled: true # デフォルトでは無効
bind_host: localhost # 連結先のアドレス
port: 8125 # DogStatsD UDP リスニングポート
non_local_traffic: false # 非ローカルトラフィックのリスニング
注: DogStatsD はデーモン化されずに、フォアグラウンドで実行されます。
既存の Python スーパーバイザーで Agent を実行する機能もあります。このツールを使い慣れている場合は、この方法で Agent デーモンを管理してもかまいません。Agent と DogStatsD の両方のエントリがあります。
インストールされている Agent を削除するには、次の installp
コマンドを実行します。
installp -e dd-aix-uninstall.log -uv datadog-unix-agent
注: Agent のアンインストールログは、dd-aix-install.log
ファイルに記録されます。このログを無効にするには、アンインストールコマンドの -e
パラメーターを削除します。
お役に立つドキュメント、リンクや記事: