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Datadog APM トレーサーは、分散型トレーシングのための B3 と W3C Trace Context のヘッダー抽出と挿入をサポートしています。
分散ヘッダーの挿入と抽出のスタイルを構成することができます。
Java トレーサーは、以下のスタイルをサポートしています。
datadog
b3multi
(b3
エイリアスは非推奨)tracecontext
(1.11.0 以降で利用可能)b3 single header
(b3single
)挿入スタイルは次を使って構成できます:
-Ddd.trace.propagation.style.inject=datadog,b3multi
DD_TRACE_PROPAGATION_STYLE_INJECT=datadog,b3multi
プロパティまたは環境変数の値は、注入が有効になっているヘッダースタイルのカンマ (またはスペース) 区切りリストです。デフォルトでは、datadog
および tracecontext
注入スタイルが有効になっています。
抽出スタイルは次を使って構成できます:
-Ddd.trace.propagation.style.extract=datadog,b3multi
DD_TRACE_PROPAGATION_STYLE_EXTRACT=datadog,b3multi
プロパティまたは環境変数の値は、抽出が有効になっているヘッダースタイルのカンマ (またはスペース) 区切りリストです。デフォルトでは、datadog
および tracecontext
抽出スタイルは datadog,tracecontext
設定を使用して有効になります。つまり、datadog
スタイルの方が tracecontext
スタイルよりも優先順位が高いということです。
複数の抽出スタイルが有効になっている場合、そのスタイルが設定された順序で抽出が試みられ、最初に成功した抽出値が使用されます。その後、有効なトレースコンテキストが見つかった場合、それらは終了され、スパンリンクとして追加されます。さらに、tracecontext
スタイルが有効な場合、W3C Traceparent が抽出されたコンテキストと一致すると、W3C Tracestate が伝播されます。
コンテキスト伝播の設定およびその他の構成の詳細については、Java トレーシングライブラリの構成をお読みください。
お役に立つドキュメント、リンクや記事: