Enable APM Instrumentation (beta) オプションを選択して Datadog Agent をインストールまたは更新すると、APM を有効にするように Agent がインストールおよび構成されます。これにより、追加のインストールや構成手順なしでアプリケーションを自動的にインスツルメントすることが可能になります。
はじめに、Single Step Instrumentation のドキュメントをお読みください。
Datadog ライブラリを使用してアプリケーションを自動的にインスツルメントするには
- Agent をインストールして構成します。
- Datadog のトレーシングライブラリをコードに追加します。
Agent のインストールと構成
インスツルメントしたアプリケーションからトレースを受信するように Datadog Agent をインストールおよび構成します。デフォルトでは、Datadog Agent は datadog.yaml
ファイルの apm_config
セクションで enabled: true
と設定されており、http://localhost:8126
でトレースデータをリッスンしています。
コンテナ化された環境の場合は、以下のリンクを参照して Datadog Agent 内でトレースの収集を有効にしてください。
コンテナ
- メイン
datadog.yaml
コンフィギュレーションファイルの apm_config
セクションで apm_non_local_traffic: true
を設定します。 - コンテナ化された環境でトレースを受信するように Agent を構成する方法については、それぞれの説明を参照してください。
トレースクライアントはデフォルトで Unix ドメインソケット /var/run/datadog/apm.socket
にトレースを送信しようとします。ソケットが存在しない場合、トレースは http://localhost:8126
に送信されます。
別のソケット、ホスト、またはポートが必要な場合は、環境変数 DD_TRACE_AGENT_URL
を使用します。例:
DD_TRACE_AGENT_URL=http://custom-hostname:1234
DD_TRACE_AGENT_URL=unix:///var/run/datadog/apm.socket
同様に、トレースクライアントは Unix ドメインソケット /var/run/datadog/dsd.socket
に統計情報を送信しようと試みます。ソケットが存在しない場合、統計情報は http://localhost:8125
に送信されます。
- Datadog Agent の
DD_SITE
を
に設定して、Agent が正しい Datadog の場所にデータを送信するようにします。
AWS Lambda
AWS Lambda で Datadog APM を設定するには、サーバーレス関数のトレースドキュメントを参照してください。
他の環境について
トレースは、Heroku、Cloud Foundry、AWS Elastic Beanstalk、Azure App Service など、他のいくつかの環境で利用できます。
その他の環境については、その環境のインテグレーションのドキュメントを参照し、セットアップの問題が発生した場合はサポートにお問い合わせください。
アプリケーションをインスツルメントする
次の公式 Datadog トレースライブラリのいずれかを使用してトレースを送信するようにアプリケーションを構成します。
公式ライブラリでサポートされていない言語で記述されたアプリケーションをインスツルメントする場合は、コミュニティトレーシングライブラリのリストを参照してください。