プライマリタグをスコープに設定

プライマリタグをスコープに設定

定義

Datadog APM アプリケーション全体をスコープに設定するために使用できるディメンションが複数あります。これには、集計統計(リクエスト/秒、レイテンシー、エラー率、Apdex スコアなど)および表示可能なトレースが含まれます。こうしたディメンションは、アプリケーションの動作をさらに詳細に把握できるプライマリタグを介して設定されます。プライマリタグのユースケースには、環境、アベイラビリティゾーン、データセンターなどがあります。

プライマリタグは、従来の Datadog タグとは異なるルールセットに従う必要があります。

セットアップ

環境

デフォルトの必須プライマリタグは、トレースの収集元の環境です。タグキーは env で、タグなしデータのデフォルト値は env:none です。

トレーサー環境

Datadog は、トレーサーに env を設定することをお勧めします。env の定義はサービスの実際のランタイム内に存在するため、これにより柔軟性も向上します。

DD_ENV がサービスのプロセスに公開されている場合、トレーサーはそれを自動的に使用します。DD_ENV およびその他の標準サービス環境変数の設定については、統合サービスタグ付けを参照してください。

コードでトレーサーのグローバルタグとして env を手動で設定することもできます。詳細については、APM でのタグの割り当てを参照してください。

Agent 環境

env タグは、Agent コンフィギュレーションで設定できます。 トレーサーと Agent に異なる env タグを設定しないでください。これを行うと、トレースメトリクスでタグが重複する可能性があります。

オプション

  1. トップレベル Agent コンフィギュレーション:

    env: <ENVIRONMENT>
    ...
    

    コンテナ化環境: Agent は、環境変数 DD_ENV によるトップレベルの env のコンフィギュレーションもサポートしています。

  2. Agent ホストタグ:

    tags:
        env: <ENVIRONMENT>
        ...
    

    コンテナ化環境: Agent は、環境変数 DD_TAGS によるトップレベルの tags のコンフィギュレーションもサポートしています。

環境ごとのデータ

環境は、APM ページの上部に表示されます。env ドロップダウンを使用して、現在のページに表示されるデータのスコープを設定します。

Datadog に 2 番目のプライマリタグを追加する

env:<環境> 以外のホストタグをトレースに追加した場合は、環境タグとともにプライマリタグとして設定できます。APM 設定ページに移動して、プライマリタグを定義、変更、または削除します。

注:

  • 組織管理者のみがこのページにアクセスできます。
  • 変更が UI に反映されるまでに最大 2 時間かかる場合があります。
  • トレーサーは常に resourcenameservice タグをスパンに追加します。Datadog は、混乱を避けるために、これらをホストレベルのタグとして追加しないことをお勧めします。

以前に設定したプライマリタグを変更する場合は、次のことに注意してください。

  • 以前に設定されたタグによって集計された履歴 APM データにはアクセスできなくなります。
  • 前のタグをスコープとする APM モニターには、No Data のステータスが表示されます。

プライマリタグごとのデータ

プライマリタグは、APM ページの上部に表示されます。これらのセレクターを使用して、現在のページに表示されるデータを分類します。プライマリタグに依存しないすべてのデータを表示するには、ドロップダウンから <タグ名>:* を選択します。

その他の参考資料