APM & Continuous Profiler と Agent v5

はじめに

APM は、Linux および Docker の Agent 用の 1 行のインストールコマンドの一環として Datadog Agent バージョン 5.11 以降でご利用可能です。Mac ユーザーおよび Windows ユーザーは、別のインストールプロセスにより APM Agent (別名トレース Agent) を手動でインストールする必要があります。

Agent は、Datadog Agent コンフィギュレーションファイルに次のパラメーターを記述することで有効化できます。

apm_enabled: true
APM は、Datadog Agent 5.13 以降 (Linux および Docker の場合) ではデフォルトで有効化されていますが、Datadog Agent コンフィギュレーションファイルにパラメーター apm_enabled: no を追加することで無効化できます。

Agent のインストール

トレーシングメトリクスは、Datadog Agent を通して Datadog に送信されます。トレーシングを有効化するには

最新の Datadog Agentをインストールします (バージョン 5.11.0 以降が必要です) 。

Docker で Agent を実行する

Docker コンテナでアプリケーションをトレースするには、docker-dd-agent イメージ (バージョン 11.0.5110 以降でタグ付け) を使用し、DD_APM_ENABLED=true を環境変数として渡してトレーシングを有効化します。

詳細情報については、Docker ページを参照してください。

アプリケーションをインスツルメントする


公式ライブラリでまだサポートされていない言語で記述されたアプリケーションをインスツルメントする場合は、トレーシング API を参照してください。

構成

Datadog Agent では、インフラストラクチャーの監視と APM コンフィギュレーションのオプションの双方にコンフィギュレーションファイルを使用します。

また、コンフィギュレーションオプションの中には環境変数として設定されているものがあります。環境変数として設定されているオプションは、コンフィギュレーションファイルで定義された設定をオーバーライドすることに注意してください。

ファイル設定環境変数説明
apm_enabledDD_APM_ENABLED値を true. に設定すると、Datadog Agent はトレースメトリクスを受け付けます。デフォルトの値は true です。
receiver_portDD_RECEIVER_PORTDatadog Agent のトレースレシーバーがリスニングするポート。デフォルト値は 8126 です。
connection_limitDD_CONNECTION_LIMIT1 回 30 秒のリース期間で許可するクライアント接続のユニーク数。デフォルト値は 2000 です。
resourceDD_IGNORE_RESOURCEトレースをリソース名でフィルタリングするための正規表現の除外リスト。

Datadog Agent の詳細については、専用ドキュメントページまたは datadog.conf.example ファイルを参照してください。

トレース検索

トレース検索は Agent 5.25.0 以降でご利用になれます。詳細については主な APM ドキュメントのセットアップ手順を確認してください。

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。