App Analyticsを使用して、アプリケーション性能メトリクスや Analyzed Span をユーザー定義タグで絞り込むことができます。これにより、サービスを流れるウェブリクエストを詳細に調べることができます。
App Analytics は、APM サービス またはホストごとに有効にできます。App Analyticsが有効にされたサービスは全ての Analyzed Span を Datadog に公開します。
データベースやキャッシュレイヤーなどのダウンストリームのサービスは、トレースを生成しないため利用可能なサービス一覧には含まれませんが、それらの情報は呼び出し側の上位レベルのサービスから取得されます。
クエリを使用して、App Analyticsに何を表示するかを制御できます。
分析する Duration
メトリクスまたは ファセットを選択します。Duration
メトリクスを選択した場合は、集計関数を選択します。ファセットを選択した場合は、ユニーク数が表示されます。
Duration
メトリクスには集計関数を選択します。
選択したファセットに応じて、上位 (top) X 個と下位 (bottom) X 個のどちらの値を表示するかを選択します。
分析タイムステップを選択します。 グローバルタイムフレームを変更すると、使用可能なタイムステップ値のリストも変更されます。
分析セレクターを使用して、App Analyticsの可視化タイプを選択します。
使用できる可視化タイプは以下のとおりです。
選択したタイムフレーム内でのDuration
メトリクス(またはファセットのユニーク値数)の動きを可視化し、オプションで、使用可能なファセットで分割します。
次の時系列App Analyticsは、 各サービスにおけるpc99の5分おきの継続時間の動きを示しています。
継続時間
(またはファセットのユニーク値数)に基づいて、ファセットの上位の値を可視化します。
次の App Analytics トップリストは、 pc99 のサービスの継続時間を上から示しています。
選択したメジャー (リストで選択した最初のメジャー) に基づいてファセットから上位の値を可視化し、この上位の値に現れる要素に対して他のメジャーの値を表示します。検索クエリを更新したり、いずれかのディメンションに対応するログをドリルスルーすることができます。
注: 単一のメジャーと単一のディメンジョンに使用されるテーブルの可視化では表示の仕方が異なりますが、内容は上位リストと同じです。
次のテーブルログ分析は、スループットに基づいて、過去 15 分間の上位ステータスコードの動きをユニーククライアント IP の数と共に示しています。
グラフの一部を選択またはクリックすると、グラフをズームインしたり、選択範囲に対応するトレースのリストを表示したりすることができます。
App Analyticsをエクスポート
トレース検索からApp Analyticsをエクスポートするか、ダッシュボードでメトリクスおよびログと共に直接構築します。
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