Synthetic テストの検索と管理

概要

Synthetic Tests ページでは、すべてのテストへのアクセス、検索管理が可能です。

Synthetic Monitoring Tests ページ

ファセットを使うことで、以下のアクションを実現できます。

  • 特定の Synthetic テストを検索する
  • すべての CI/CD ジョブの実行を調査して、失敗したテスト実行を特定してトラブルシューティングします
  • CI/CD パイプラインでのテストの進行状況を追跡します
  • 修正する不安定なテストを特定します
  • 一括アクションでテストを管理する
  • Synthetic Monitoring の構成に対する変更を追跡するためのイベントを監視する

テストを検索する

ファセットとタグ

左側の Synthetics Filters パネルには、テストの検索に使用できるデフォルトのファセットが表示されます。

デフォルトのファセットは以下の通りです。

ファセット説明
TypeSynthetic テストの種類: browserapiapi-multiapi-websocketapi-sslapi-dnsapi-tcpapi-udpapi-icmp、または api-grpc
StatusSynthetic テストのステータス: OKAlert、または No Data
CreatorSynthetic テストの作成者
RegionSynthetic テストが実行されている管理およびプライベートロケーション
StateSynthetic テストの状態: live または paused
Notification通知の Synthetic テストで使用されるハンドル
EnvSynthetic テストが実行されている環境
CI/CD Execution Ruleテスト実行のステータス: BlockingNon-blocking、または Skipped

Synthetic Filters の下にある Tags パネルには、テストを識別するために使用できるデフォルトのタグがいくつか表示されます。

デフォルトのタグは以下の通りです。

タグ説明
TeamSynthetic テストへの対応を担当するチーム
TagSynthetic テストに割り当てられたタグ
ServiceSynthetic テストが実行されているサービス
Private Locationsプライベートロケーションを有効にするかどうか: true または false

詳しくは、タグの使用方法をご覧ください。

検索クエリを作成する

左側のファセットをクリックするか、検索バーで独自のカスタムクエリを記述して、テストを検索します。クエリを編集すると、検索結果がリアルタイムで更新されます。

ファセットの選択・解除を行うと、検索バーにも自動的に変更が反映されます。同様に、検索バーのクエリを変更したり、検索バーに一からクエリを書いて、左側のファセットの選択と非選択を行うことも可能です。

  • フリーテキストで検索: テキストを検索バーに入力して、テスト名で検索します。
  • 単一のファセットで検索: ファセット値をクリックして、そのファセット値のみを含む検索クエリを作成します。たとえば、type:api です。同じファセットの別の値を検索に追加するには、追加の値のチェックボックスをクリックします。また、OR ブール演算子を使用して追加の値を追加し、値を引用符と括弧で囲むこともできます。たとえば、type:("api" OR "api-ssl") です。
  • 複数のファセットとテキストで検索: 異なるファセットタイプからファセットの値をクリックして、複数のファセットをフィルタリングする検索クエリをカスタマイズします。たとえば、type:api region:aws:us-east-2 です。ファセットとテキストを混在させることもできます。たとえば、checkout type:browser です。非表示ですが、複数の用語を検索する場合は AND ブール演算子が適用されます。
  • メッセージで検索: テストモニターで構成されたテストの通知メッセージにフィルターをかける検索クエリを作成するために、メッセージを追加してください。例えば、message:testcontent とします。
  • ファセットまたはテキストを除外する: 既に入力済みチェックボックスをクリックしてファセット値の選択を解除するか、用語の前に - を付けて検索クエリから除外します。例: -state:paused
  • カスタムマッチを実行する: ワイルドカード (*) を使用します。たとえば、valid* です。

Synthetics テストの種類を検索するには、Type ファセットでテストの種類を選択します。

テストの管理

一括アクション

Synthetic Tests ページで 1 つまたは複数のテストを選択し、Edit TagsRun Tests NowDelete をクリックして、Synthetic テストを一括で管理します。

テストアクション

テストにカーソルを合わせると、右側に PauseRun Test NowEditCloneDelete などのオプションアイコンが表示されます。ブラウザテストでは、Edit Recording オプションを使用することができます。

イベントの追跡

Synthetic テスト、グローバル変数、プライベートロケーションを作成、追加、削除すると、イベントエクスプローラーにイベントが発生します。イベントには、発生した変更が記述され、その変更を行ったユーザーが表示されます。

イベントエクスプローラーの Synthetic テストアラート

テストモニターのアラートを検索バーで検索するか、Event テンプレート変数でイベントの種類を選択して、Synthetic 関連のすべての変更を検索します。例えば、Event Type:synthetics_alert です。

その他の参考資料