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一部のシステムでは、正しく識別を行わないとロボットが利用できない場合があるため、Datadog ロボットから分析結果を収集するには十分な注意が必要です。Datadog Synthetics モニタリングロボットを検出するには、以下の方法を使用します。
Datadog で管理されている各場所に対応する Synthetic モニタリング IP 範囲を使用できます。
https://ip-ranges./synthetics.json
注: リストされている IP は CIDR 表記を使用しており、使用する前に IPv4 アドレス範囲への変換が必要になる場合があります。
注: 新しい管理ロケーション IP の場合を除いて、リストされている IP はめったに変更されません。それでもリストされた IP が変更されたときにアラートを受け取りたい場合は、$.synthetics['prefixes_ipv4_by_location']['aws:ap-northeast-1'].length
のような JSONPath アサーションを使用して上記のエンドポイントで API テストを作成できます。
Synthetic テストで生成されたリクエストにアタッチされているデフォルトのヘッダーを使用して、Datadog ロボットを特定することもできます。
user-agent
デフォルトではuser-agent
ヘッダーが Synthetic テストによって実行されるすべてのリクエストに追加されます。テストで追加されたカスタムの user-agent
は、デフォルトのものを上書きします。
シングルおよびマルチステップ API テストの場合、デフォルトの user-agent
ヘッダーは Datadog/Synthetics
です。
ブラウザテストの場合、デフォルトの user-agent
ヘッダーの値は、テストを実行するブラウザとデバイスによって異なります。Synthetic テストを識別できるように、デフォルトの user-agent
値は常に DatadogSynthetics
で終わります。
sec-datadog
Synthetic テストによって実行されるすべてのリクエストに sec-datadog
ヘッダーが追加されます。この値には、特に、リクエストの発信元であるテストの ID が含まれます。
sec-datadog: Request sent by a Datadog Synthetics API Test (https://docs.datadoghq.com/synthetics/) - test_id: <SYNTHETIC_TEST_PUBLIC_ID>
sec-datadog: Request sent by a Datadog Synthetics Browser Test (https://docs.datadoghq.com/synthetics/) - test_id: <SYNTHETIC_TEST_PUBLIC_ID>
x-datadog-origin: synthetics
など、その他の APM に特有のヘッダーも、Synthetic API およびブラウザにより生成されたリクエストに付加されます。
API およびブラウザテストのコンフィギュレーションの 高度なオプション を利用して、特定の識別子をテストリクエストに追加することも可能です。たとえば、custom headers、cookies、request bodies を追加できます。
Datadog ロボットがアプリケーションのレンダリングを行う際、window._DATADOG_SYNTHETICS_BROWSER
変数が true
に設定されます。分析データからロボットのアクションを削除する場合は、以下のテストで分析ツールのコードをラップしてください。
if (window._DATADOG_SYNTHETICS_BROWSER === undefined) {
initializeAnalytics()
}