CI Visibility で開発ライフサイクルを効率化する

Software Catalog 内の Delivery タブでは、サービスにひも付く CI パイプラインや Static Analysis で検出された違反内容を可視化し、本番リリース前の状態を評価・最適化できます。

Software Catalog で本番前状態を監視するための Delivery タブ

Delivery を使うと、次のことが行えます:

  • サービスに関連する CI パイプラインのパフォーマンスを監視できます。
  • Static Analysis から、セキュリティやコード品質に関する問題を洗い出せます。
  • 本番前環境で発生する遅延や失敗の原因をトラブルシューティングできます。
  • DORA メトリクス と連携して、変更リードタイムを追跡できます。

デフォルトでは、サービスはリポジトリの URL を通じて CI パイプラインと関連付けられます。サービスに紐づくパイプラインを追加・削除するには、次の手順を実行します。

  1. Software Catalog で対象のサービスをクリックしてサービスのサイド パネルを開き、Ownership タブをクリックして Entity Metadata の編集オプションを探します。

    : この機能は、Software Catalog schema v2.2 以降でのみ利用できます。

    サービスの詳細なサイド パネル ビュー。メタデータの編集オプションが強調表示されている
  2. パイプラインを追加または削除するには、サービス メタデータを編集します。

    • Edit in UI: Software Delivery セクションで、サービスに関連付けたいパイプラインを検索して選択します。

      サービス メタデータを更新するための設定ページ。関連パイプラインの追加・削除に使用する Software Delivery フィールドが表示されている
    • Edit in GitHub: サービス メタデータの YAML ファイル内で、ci-pipeline-fingerprints の下にパイプライン フィンガープリントを手動で追加します ( この例 を参照)。パイプラインのフィンガープリントを確認するには、Pipelines ページで対象のパイプラインをクリックし、歯車アイコンを選択します。

      パイプライン フィンガープリントの例

特定のサービスに関連付けられているパイプラインの CI ステータスや Static Analysis の違反内容をより詳しく確認するには、そのサービスをクリックし、Delivery タブに移動します。

サービスの Delivery タブ。成功率や最終実行日時などのパイプライン情報が表示されている

参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事: