PagerDuty リソースを Datadog On-Call に移行する
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概要
この移行ワークフローに沿って、PagerDuty のオン コール 体制を Datadog 側でチームごとに組み直します。既存の PagerDuty スケジュールとエスカレーション ポリシーを土台として再利用できるため、本番に反映する前に各リソースを確認し、調整するか、不要なら破棄できます。
現時点で必要な PagerDuty データだけからオン コール 設定を再構築することで、過去の遺産的な設定や不要物を Datadog に持ち込まずに済み、シンプルで運用しやすい構成からスタートできます。
前提条件
- Datadog で PagerDuty インテグレーション を設定します。
- PagerDuty の API キーがない場合は作成します。スケジュール、エスカレーション ポリシー、チームなどの PagerDuty 資産を読み取れる権限が必要です。
- 対象ユーザーに
on_call_write と teams_manage の権限があることを確認します。
移行手順
移行するチームを選択する
- On-Call Teams list にアクセスし、Add Team to On-Call > Import team from PagerDuty を選択します。Datadog が PagerDuty からすべてのチームを読み込みます。
- 移行するチームを選び、Next を選択します。プレビュー ペインに、チームのメンバーと設定が表示されます。
チームとメンバーをマッピングする
次のいずれかを選択します。
未マップのユーザーを扱う
Datadog はメール アドレスでユーザーを照合します。一致しなかったユーザーは、次のいずれかで対応できます。
- Datadog に招待する (UI が招待メールを送信します)
- すでにアクセス不要であればスキップする
マッピング内容が正しければ、Import team を選択します。
ルーティング ルールを設定する
アラートをチームへ届ける方法を決めるため、テンプレートを選択します。
- All alerts to escalation policy: すべてのアラートを、指定したエスカレーション ポリシーへ転送します。
- Business hours: 指定した時間帯のみチームへ通知し、フォールバックとしてチャット チャンネルを利用します。
- Alert priority: 優先度と影響度に応じてアラートを振り分けます。
- Start from scratch: チームの運用に合わせて、ルーティング ルールを一からカスタマイズします。
エスカレーション ポリシーとスケジュールを再利用する
ルーティング ルールの編集時に、作り直す代わりに既存の PagerDuty エスカレーション ポリシーとスケジュールをインポートできます。
インポートした設定は Datadog が自動的に適用します。ポリシーとスケジュールは、後からいつでも変更できます。
参考資料