ASM の機能サポート

Python ライブラリでは、指定されたトレーサーのバージョンで、以下の ASM 機能がサポートされています。

ASM の機能Python トレーサーの最小バージョン
Threat Detection1.9.0
Threat Protection1.10.0
オープンソースソフトウェア (OSS) の脆弱性管理1.5.0
コードレベルの脆弱性管理 (ベータ版)非公開ベータ版

: Threat Protection では、リモート構成を有効にする必要があり、これは記載のトレーサーの最小バージョンに含まれています。

サポートされるデプロイメントタイプ

タイプ脅威検知のサポートOSSの脆弱性管理のサポート
Docker
Kubernetes
AWS ECS
AWS Fargate
AWS Lambda

言語とフレームワークの互換性

サポート対象の Python バージョン

Python ASM クライアントライブラリは,ライブラリと Python ランタイムの異なるバージョンに対するサポートレベルを指定するバージョニングポリシーに従っています。

2 つのリリースブランチに対応しています。

リリースサポートレベル
<1メンテナンス
>=1.0,<2一般提供

また、このライブラリは以下のランタイムをサポートしています。

OSCPUランタイムランタイムバージョンddtrace のバージョンに対応
Linuxx86-64、i686、AArch64CPython2.7、3.5-3.11<2
MacOSIntel、Apple SiliconCPython2.7、3.5-3.11<2
Windows64bit、32bitCPython2.7、3.5-3.11<2

Web フレームワークの互換性

  • 攻撃元の HTTP リクエストの詳細
  • HTTP リクエスト用のタグ (ステータスコード、メソッドなど)
  • アプリケーション内の攻撃フローを確認するための分散トレーシング
ASM の機能に関する備考
  • Vulnerability Management for OSS はすべてのフレームワークでサポートされています

サポートされているフレームワーク

フレームワークバージョン脅威検知のサポートの有無脅威保護のサポートの有無
Django1.8
Flask0.10

Flask では、クエリ文字列のサポートはありません。

ご希望のフレームワークが掲載されていない場合は、お知らせください!この短いフォームに必要事項を記入して、詳細を送信してください。

データストアの互換性

データストアのトレーシングでは以下の確認が可能です

  • リクエストの応答タイミング
  • クエリ情報 (サニタイジングされたクエリ文字列など)
  • エラーとスタックトレースの取得
ASM の機能に関する備考
  • OSS の脆弱性管理 はすべてのフレームワークでサポートされています。
  • 脅威保護 は HTTP リクエスト (input) レイヤーでも機能するため、下表に掲載されていなくても、デフォルトですべてのデータベースで機能します。

Python ライブラリはデータベース API 仕様をサポートしており、すべての汎用 SQL データベースをサポートしています。これには SQLite、Mysql、Postgres、MariaDB などのデータベースが含まれます。