モバイルセッションリプレイの設定と構成

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セットアップ

セッションリプレイ SDK は、Maven スナップショットリポジトリにすべてのバージョンが用意されています。

Android 用にモバイルセッションリプレイを設定する方法

Datadog Android RUM SDK の設定と初期化が完了し、ビューインスツルメンテーションが有効になっていることを確認します。
Datadog セッションリプレイを依存関係として宣言します。

build.gradle

    implementation("com.datadoghq:dd-sdk-android-rum:[datadog_version]")
    implementation("com.datadoghq:dd-sdk-android-session-replay:[datadog_version]")
    //  Material UI のサポートが必要な場合
    implementation("com.datadoghq:dd-sdk-android-session-replay-material:[datadog_version]")
   

アプリでセッションリプレイを有効にします。

Application.kt

   val sessionReplayConfig = SessionReplayConfiguration.Builder([sampleRate])
    // Material UI の拡張サポートが必要な場合
    .addExtensionSupport(MaterialExtensionSupport()) 
    .build()
   SessionReplay.enable(sessionReplayConfig)
   

iOS 用にモバイルセッションリプレイを設定する方法

Datadog iOS RUM SDK の設定と初期化が完了し、ビューインスツルメンテーションが有効になっていることを確認します。

パッケージマネージャーに応じて、Datadog セッションリプレイライブラリをプロジェクトに接続します。

パッケージマネージャー	インストール手順
CocoaPods	`pod 'DatadogSessionReplay'` を `Podfile` に追加します。
Swift Package Manager	`DatadogSessionReplay` ライブラリを依存関係としてアプリターゲットに追加します。
Carthage	`DatadogSessionReplay.xcframework` を依存関係としてアプリターゲットに追加します。

アプリでセッションリプレイを有効にします。

AppDelegate.swift

   import DatadogSessionReplay

   SessionReplay.enable(
       with: SessionReplay.Configuration(
           replaySampleRate: sampleRate
       )
   )
   

追加構成

記録したセッションが表示されるサンプルレートの設定

サンプルレートは、セッションリプレイの構成で必須のパラメーターです。 0.0～100.0 の間の数字でなければならず、0 はリプレイが記録されないこと、100 はすべての RUM セッションにリプレイが含まれることを意味します。

このサンプルレートは、RUM サンプルレートに加えて適用されます。たとえば、RUM が 80% のサンプルレートを使用し、セッションリプレイが 20% のサンプルレートを使用した場合、すべてのユーザーセッションのうち 80% が RUM に含まれ、それらのセッションのうち 20% のみがリプレイを持つことを意味します。

Application.kt

val sessionReplayConfig = SessionReplayConfiguration.Builder([sampleRate])
 ...
.build()

AppDelegate.swift

var sessionReplayConfig = SessionReplay.Configuration(
    replaySampleRate: sampleRate
)

セッションリプレイデータが送信されているかどうかの検証

セッションリプレイデータがアプリから送信されているかどうかを検証するには、Datadog SDK でデバッグオプションを有効にします。

Application.kt

Datadog.setVerbosity(Log.DEBUG)

AppDelegate.swift

Datadog.verbosityLevel = .debug

設定がすべて正しく行われていれば、アプリが起動してから約 30 秒後に、以下のログが Xcode デバッグコンソールに表示されるはずです。

Xcode console

[DATADOG SDK] 🐶 → 10:21:29.812 ⏳ (session-replay) Uploading batch...
[DATADOG SDK] 🐶 → 10:21:30.442    → (session-replay) accepted, won't be retransmitted: [response code: 202 (accepted), request ID: BD445EA-...-8AFCD3F3D16]