概要

Real User Monitoring により、Android と Android TV のハイブリッドアプリケーションの Web ビューを監視し、死角をなくすことができます。

以下を実行できます。

  • モバイルアプリケーションの Web とネイティブコンポーネントにまたがるユーザージャーニーの追跡
  • モバイルアプリケーションの Web ページやネイティブコンポーネントへのレイテンシーの根本原因を特定する
  • モバイルデバイスで Web ページの読み込みが困難なユーザーへの対応

セットアップ

前提条件

モバイル Android および Android TV アプリケーションでレンダリングしたい Web ページを、まず RUM Browser SDK で設定します。詳しくは、RUM ブラウザモニタリングをご覧ください。

既存の SDK のセットアップを更新する

  1. Web ページからの RUM イベントを転送したい場合は、RUM Android SDK の最新バージョンをダウンロードし、専用ガイドに従って RUM 機能をセットアップしてください。

  2. Web ページからのログイベントを転送したい場合は、Logs Android SDK の最新バージョンをダウンロードし、専用ガイドに従ってログ機能をセットアップしてください。

  3. モジュールレベルの build.gradle ファイルで dd-sdk-android-webview ライブラリを依存関係として宣言し、Gradle 依存関係を追加します。

    dependencies {
        implementation "com.datadoghq:dd-sdk-android-webview:x.x.x"
    }
    
  4. 以下のコードスニペットで Web ビューの追跡を有効にします。

      WebViewTracking.enable(webView, allowedHosts)
    

Web ビューにアクセスする

Web ビューは、関連する servicesource 属性とともに RUM エクスプローラーに表示されます。service 属性は Web ビューが生成された Web コンポーネントを示し、source 属性は Android などのモバイルアプリケーションのプラットフォームを表します。

Android や Android TV のアプリケーションでフィルタリングし、セッションをクリックします。セッションのイベント一覧が表示されたサイドパネルが表示されます。

RUM エクスプローラーのセッションで取得した Web ビューイベント

Open View waterfall をクリックすると、セッションからビューの Performance タブにあるリソースウォーターフォールの視覚化へ移動します。

その他の参考資料