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Dash が新機能を発表!インシデントマネジメント、Continuous Profiler など多数の機能が追加されました! Dash イベントで発表された新機能!

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クエリ

検索結果を調整して特定のエンドポイント間を追跡するには、ネットワーク集約接続を集計してタグでフィルタリングを行います。ページ上部の検索バーから、source および destination に対するタグを選択できます。

以下のスクリーンショットは、sourcedestinationservice タグで集計した場合のデフォルト表示です。テーブル内の各行が、1 時間の範囲内で集計されたサービス間集約接続に相当します。

次の例は、us-east-1 リージョン内のサービスを表す IP アドレスからアベイラビリティーゾーンまでのすべての集約接続を示しています。

ページの右上にあるタイムセレクターから、集計対象となるトラフィックに応じたタイムフレームを設定できます。

ファセットパネル

ファセットパネルには検索バーのクエリ内にあるタグが反映されます。画面上の SourceDestination タブでファセットパネルの切り替えが可能です。

カスタムファセット

Datadog ネットワークページでは、タグを使用してトラフィックデータを集計およびフィルタリングできます。タグのホワイトリストは、検索バーのドロップダウンメニューからデフォルトで利用可能です。

ホワイトリスト済みのタグには serviceavailability zoneenvenvironmentpodhostipport などがあります。メニューに含まれていないタグで集計またはフィルタリングを行う場合は、該当のタグをカスタムファセットとして追加してください。

  1. ファセットパネルの右上にある + を選択します。
  2. カスタムファセットを作成したいタグを入力します。
  3. Create をクリックします。

カスタムファセットが作成されたら、このタグを使ってネットワークページとマップ内トラフィックのフィルタリングおよび集計を行います。すべてのカスタムファセットはファセットパネル下部の Custom セクションに表示されます。

ネットワークデータ

ネットワークメトリクスはグラフと関連するテーブルを用いて表示されます。送受信されたメトリクスの表示はすべて、ソース側から見た場合のデータとなります。

  • 送信したメトリクス: ソース側から見て、source から destination へ渡される値を測定します。
  • 受信したメトリクス: ソース側から見て、destination から source へ渡される値を測定します。

パケットが大量にドロップされた場合は、sent_metric (ソースから宛先へ) と received_metric (宛先からソースへ) の表示値が異なることがあります。destination から source に送られた大量のバイトは、destination 由来の集約接続に含まれます。しかし、この場合に source 由来の集約接続がこのバイトを「受信した」とみなすことはありません。

: デフォルトの収集インターバルは 5 分で、保存期間は 7 日です。

メトリクス

ネットワークのロード

以下のネットワークロードメトリクスが利用可能です。

メトリクス説明
ボリュームある期間中に送受信されたバイト数。バイトを単位として (またはその大きさ順で) 双方向に測定されます。
スループットある期間中に送受信されたバイトのレート。バイトを単位として毎秒、双方向に測定されます。

TCP

TCP は順序通りのパケット配信を実施するためのコネクション型プロトコルです。以下の TCP メトリクスが利用可能です。

メトリクス説明
再送回数再送回数は検出された失敗回数 (配信確認のため再送が行われます) を示すものです。source からの再送回数で測定されます。
ラウンドトリップ時間 (RTT)ラウンドトリップ時間はレイテンシーを測るためのプロキシです。送信される TCP フレームと確認されたフレーム間の時間で測定されます。
RTT 変動RTT はジッターを測るためのプロキシです。
Established Connections確立された状態の TCP 接続の数。source からの接続/秒で測定されます。
Closed Connections閉じた状態の TCP 接続の数。source からの接続/秒で測定されます。

DNS 解決

Agent 7.17+ 以降において、Agent は IP を解決して外部および内部トラフィックで判読可能なドメイン名に転換できるようになりました。DNS は、S3 バケット、アプリケーションロードバランサー、API など、Datadog Agent のインストールができないクラウドプロバイダーのエンドポイントを監視する場合に役立ちます。C&C サーバーの DGA ドメインなど、認識不能なドメイン名はネットワークのセキュリティ脅威につながる恐れがあります。DNS は Datadog 内のタグとしてエンコードされているため、検索バーのクエリやファセットパネルでそれを使用してトラフィックの集計とフィルタリングを行うことができます。

: DNS 解決は、システムプローブがルートネットワークのネームスペースで稼働しているホストでサポートされています。通常、ホストネットワークを使用せずにコンテナ内でシステムプローブを稼働させているケースがよくみられます。

pre-NAT IP

ネットワークアドレス変換 (NAT) は、Kubernetes とその他のシステムでコンテナ間のトラフィックをルートするために使用されるツールです。(サービス間などの) 特定の依存関係を調査する場合は、pre-NAT IP の存在可否によってそのサービスが Kubernetes ネイティブのサービス (独自のルーティングを使用) か、外部クライアントに依存してルーティングを行っているサービスか否かを判断できます。この機能では現在、NAT ゲートウェイの解決を行うことはできません。

pre-NAT および post-NAT IP を確認するには、テーブル設定から Show pre-NAT IPs トグルを使用します。この設定のトグルを外した場合に、Source IP および Dest IP 列にデフォルトで表示されている IP はすべて post-NAT IP となります。ひとつの post-NAT IP に対して複数の pre-NAT IP が存在する場合は、最も一般的な pre-NAT IP のトップ 5 が表示されます。その他の製品と同様、pre_nat.ip タグを使用してトラフィックの集計とフィルタリングを行うことができます。

ネットワークテーブルには、クエリで定義された各 sourcedestination の _ボリューム_、_スループット_、_TCP 再送回数_、_ラウンドトリップ時間 (RTT)_、_RTT 変動_メトリクスの詳細が表示されます。

表の右上にある Customize ボタンを使い、表中の列を設定できます。

Filter Traffic ボタンで、表示するトラフィックを設定します。

外部トラフィック (公開 IP へ) と Datadog Agent トラフィックはデフォルトで表示されます。表示を絞り込むには、Show Datadog Traffic および Show External Traffic をオフにします。

未解決のトラフィック

未解決のソースおよび宛先タグは N/A とマークされます。トラフィックソースまたは宛先エンドポイントは、以下の理由で未解決となることがあります。

  • ホスト / コンテナのソースまたは宛先の IP が、トラフィック集計に使用されたソースまたは宛先タグでタグ付けされていない。
  • エンドポイントがプライベートネットワーク外にあるため、Datadog Agent によりタグ付けされていない。
  • エンドポイントがファイアウォール、サービスメッシュ、または Datadog Agent がインストールできないその他のエンティティである。

データテーブル右上の Show N/A (Unresolved Traffic) トグルを使用して、未解決の (N/A) ソースまたは宛先に紐付く集約接続をフィルタリングすることができます。

データテーブルの任意の行を選択すると、対象の source <=> destination 集約接続に関連するログ、トレース、プロセスが表示されます。

サイドパネル

サイドパネルは、ネットワーク依存関係のデバッグに役立つコンテキストテレメトリを提供します。Flows、Logs、Traces、Processes タブを使用して、2 つのエンドポイント間のトラフィックの再送信数またはレイテンシーの増加の原因が次であるかどうかを判別します。 - 特定のポートまたは IP からのトラフィック量の急増。 - 宛先エンドポイントの CPU またはメモリを消費する重いプロセス。 - ソースエンドポイントのコードでのアプリケーションエラー。

一般的なタグ

サイドパネルの上部には、検査された依存関係の最新の接続で共有されている一般的なソースタグと宛先タグが表示されます。一般的なタグを使用して、障害のあるエンドポイントに関する追加のコンテキストを取得します。たとえば、特定のサービスへの潜在的な通信をトラブルシューティングする場合、一般的な宛先タグによって次が浮上します。 - トラフィックが流れているコンテナ、タスク、ホストなどの詳細なコンテキスト。 - サービスが実行されるアベイラビリティーゾーン、クラウドプロバイダーアカウント、デプロイなどの幅広いコンテキスト。

その他の参考資料