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ダウンタイムを使用して、スケジュールされたメンテナンス、テスト、オートスケーリングイベント中の不要なアラートを停止しましょう。 ダウンタイム API を使用して高度なメンテナンススケジュールのフォーマットを管理したり、クラウドインスタンスのリサイズ時などにモニターを動的にミュートすることができます。
このガイドでは、以下のユースケースに関するダウンタイムの構成方法をご説明します。
このガイドでは API の使用方法をご説明します。使用にあたっては管理者権限を有する API キーとアプリケーションキーが必要です。これらのキーは Datadog アカウントの API キーページで確認することができます。
出現する <DATADOG_API_KEY>
および <DATADOG_APP_KEY>
をすべて、Datadog の API キーと Datadog のアプリケーションキーにそれぞれ置き換えます。
このガイドではまた、お客様が CURL
を持つターミナルを所有し、 主要なダウンタイムに関するドキュメントページの内容を閲覧されていることを想定しています。
企業の ERP や会計ソフトウェアなど、平日のみ使用されるサービスを監視する場合は、平日のみアラートを受信するよう設定することができます。
以下の API コールを使用して、env:prod
タグに該当するすべてのモニターから発される週末のアラートをミュートに設定します。
curl -X POST "https://api.<DATADOG_SITE>/api/v1/downtime" \
-H "Content-type: application/json" \
-H "DD-API-KEY: ${api_key}" \
-H "DD-APPLICATION-KEY: ${app_key}" \
-d '{"scope": "env:prod","start":"1613779200","end":"1613865599", "recurrence": {"type": "weeks","period": 1,"week_days": ["Sat","Sun"]}}'
プレースホルダー値 <DATADOG_SITE>
を で置き換えます。また、
start
および end
パラメーターをスケジュールに合わせて置き換えます。例:
start=$(date +%s)
end=$(date -v+24H +%s)
その後、cURL コマンドで "start": '"${start}"'
を実行します。
Response:
{
"recurrence": {
"until_date": null,
"until_occurrences": null,
"week_days": ["Sat", "Sun"],
"type": "weeks",
"period": 1
},
"end": 1613865599,
"monitor_tags": ["*"],
"child_id": null,
"canceled": null,
"monitor_id": null,
"org_id": 1111111,
"disabled": false,
"start": 1613779200,
"creator_id": 987654321,
"parent_id": null,
"timezone": "UTC",
"active": false,
"scope": ["env:prod"],
"message": null,
"downtime_type": 2,
"id": 123456789,
"updater_id": null
}
Manage Downtime ページを開いて新しいダウンタイムを追加し、recurring
を選択します。
同じ例を使用して、平日の営業時間外にこのサービスをミュートに設定することができます。
以下の API コールで、平日午後 8 時 から午前 6 時までのアラートをミュートに設定します。
curl -X POST "https://api.<DATADOG_SITE>/api/v1/downtime" \
-H "Content-type: application/json" \
-H "DD-API-KEY: ${api_key}" \
-H "DD-APPLICATION-KEY: ${app_key}" \
-d '{"scope": "env:prod","start":"1613844000","end":"1613887200", "recurrence": {"type": "days","period": 1}}'
プレースホルダー値 <DATADOG_SITE>
を で置き換えます。また、
start
および end
パラメーターをスケジュールに合わせて置き換えます。
Response:
{
"recurrence": {
"until_date": null,
"until_occurrences": null,
"week_days": null,
"type": "days",
"period": 1
},
"end": 1613887200,
"monitor_tags": ["*"],
"child_id": null,
"canceled": null,
"monitor_id": null,
"org_id": 1111111,
"disabled": false,
"start": 1613844000,
"creator_id": 987654321,
"parent_id": null,
"timezone": "UTC",
"active": false,
"scope": ["env:prod"],
"message": null,
"downtime_type": 2,
"id": 123456789,
"updater_id": null
}
Manage Downtime ページを開いて新しいダウンタイムを追加し、recurring
を選択します。
より高度なメンテナンススケジュールを計画するには、RRULE を使用します。
RRULE (繰り返しルール) は iCalendar RFC のプロパティ名で、定期的なイベントを定義する際の標準形式です。
RRULE
で期間を指定する属性はサポートされていません (例: DTSTART
、DTEND
、DURATION
)。可能な属性については RFC を参照してください。このツールを使用して RRULE を生成し、API 呼び出しに貼り付けることができます。
例: ERP アプリは毎月第 2 火曜日に更新され、午前 8 時から 10 時の間にパッチと修正が適用されます。このモニターのスコープは app:erp
で指定されているため、ダウンタイムのスコープにもこの値を使用します。
type
パラメーターは rrule
に指定する必要があります。
start
および end
パラメーターは繰り返しルール初日の予定開始時間および終了時間と一致するよう設定します。そのため、ルールで指定した最初の第 2 火曜日が 3 月 9 日 (火) であった場合、開始は 3 月 9 日の午前 8時、終了は 3 月 9 日の午前 10 時となります。
API call:
curl -X POST "https://api.<DATADOG_SITE>/api/v1/downtime" \
-H "Content-type: application/json" \
-H "DD-API-KEY: ${api_key}" \
-H "DD-APPLICATION-KEY: ${app_key}" \
-d '{"scope": "app:erp","start":"1615276800","end":"1615284000", "recurrence": {"type":"rrule","rrule":"FREQ=MONTHLY;INTERVAL=1;BYDAY=2TU"}}'
プレースホルダー値 <DATADOG_SITE>
を で置き換えます。また、
start
および end
パラメーターをスケジュールに合わせて置き換えます。
Response:
{
"recurrence": {
"type": "rrule",
"rrule": "FREQ=MONTHLY;INTERVAL=1;BYDAY=2TU"
},
"end": 1615284000,
"monitor_tags": ["*"],
"child_id": null,
"canceled": null,
"monitor_id": null,
"org_id": 1111111,
"disabled": false,
"start": 1615276800,
"creator_id": 987654321,
"parent_id": null,
"timezone": "UTC",
"active": false,
"scope": ["app:erp"],
"message": null,
"downtime_type": 2,
"id": 123456789,
"updater_id": null
}
Manage Downtime ページを開いて新しいダウンタイムを追加し、recurring
を選択します。
お役に立つドキュメント、リンクや記事: