概要
ドラフトモニターを使用すると、通知をトリガーすることなく、安全にアラートを作成、調整、テストすることができます。
しきい値を試す、複雑なクエリを反復する、あるいはチームメイトと共同作業するなど、どのような場合でも、ドラフトを使用すれば、未完成やテスト中のモニターによるノイズのない、クリーンで分離された作業スペースを確保できます。また、ドラフトモニターは、開発中のアラート疲労の軽減に役立ち、完全に精査されたモニターのみが本番環境に移行されるようにすることができます。
ドラフトモニターは、アラートのワークフローを管理するエンジニアや SRE に最適です。複数のチームで作業する際にも状況を明確に把握することができ、アイデアを基に信頼性の高いアラートを確実に作成することができます。
ドラフトモニターを作成する
モニターを作成してドラフト状態で保存するには、次のようにします。
- [Monitors] (モニター) > [New Monitor] (新規モニター) に移動します。
- モニターを構成します (クエリの追加、条件の指定、必要に応じて通知の設定を行います)。ドラフトで設定された通知ハンドルは、モニターが公開された後で初めて使用されます。
- [Save as Draft] (ドラフトとして保存) をクリックします。このドラフトモニターからはアラートは送信されません。
ドラフトモニターを公開する
モニターが完成したら、次のようにします。
- ドラフトステータスファセットを使用するか、
status:draft でフィルタリングして、[Monitors List] (モニターリスト) からドラフトモニターを開きます。 - 設定を確認します。
- [Publish Monitor] (モニターの公開) をクリックします。
- これによりモニターが公開され、条件に基づいてアラートが開始されます。
ドラフトモニターを管理する
ドラフトステータスファセットを使用するか、draft_status:draft でフィルタリングして、[Monitors List] からドラフトモニターを見つけます。ドラフトは、モニターのステータスページおよびモニターリストに [Draft] (ドラフト) ラベル付きで表示されます。ドラフトは更新がないまま 6 か月経過すると期限切れになりますが、ドラフトモニターはいつでも削除できます。
権限
編集権限を持つユーザーであれば誰でも、ドラフトモニターを更新できます。イベントを使用すると、実際の通知を送信することなく、モニターがトリガーされた頻度をプレビューできます。
[Draft Monitors Write] (ドラフトモニターの書き込み) 権限を持つユーザーは、より広範な [Monitors Write] (モニターの書き込み) 権限がなくても、ドラフトモニターを管理できます。公開済みのモニターを変更せずに、ドラフトを処理する必要があるユーザーには、この権限を付与してください。
[Draft Monitors Write] 権限のみを持つユーザーは、以下の操作を実行できます。
- モニターを作成する (
draft_status を draft に設定してモニターが保存されている場合のみ)。 - 既存のドラフトモニターを編集する (編集によって
draft_status が draft から変更されない場合のみ)。 - 自身が作成したドラフトモニター、または所属するチームが所有するドラフトを削除する。
[Draft Monitors Write] 権限のみを持つユーザーは、以下の操作は実行できません。
- ドラフトモニターを公開する。
- 公開済みのモニターを編集または削除する。
これらの権限は、Datadog UI と API の両方に適用されます。
ベストプラクティス
- ピアレビューにドラフトを使用する: 変更を本番環境に反映させる前に共同で確認します。
- 本番環境でのノイズを回避する: まずドラフトでアラート条件を安全にテストします。
- 作業を追跡する: 開発中はドラフトに明確な名前とタグを使用します。
- 古いドラフトを制限する: 古いドラフトを確認してクリーンアップし、きれいに整理します。
参考資料