モバイルアプリのテスト結果

概要

テストの詳細ページを表示するには、Synthetic Tests ページのモバイルアプリテストをクリックします。Test Details ページには、テストプロパティ、テスト履歴、サンプル実行、テスト実行など、テストに関連するすべての情報がコンテナで表示されます。

テスト実行は、Synthetic モバイルアプリのテストが実行された後、テストの詳細ページに表示されます。サンプル結果は、ある時間間隔と特定の数の場所やデバイスでの最新のテスト実行の合格と不合格を関連付けるものです。

テストプロパティ

Properties セクションでは、テスト ID、テストの作成日と編集日、テストの優先度、環境タグ、追加タグを確認できます。

Overview: このセクションでは、モバイルアプリケーション、バージョン、場所、デバイス数、テスト間隔、テストステップ数など、 Synthetic テストの詳細について説明します。
Monitor: このセクションには、Synthetic テストのモニターの名前と、設定した通知メッセージが含まれています。
CI/CD Execution: このセクションには、CI パイプラインの一部として実行されているこのテストの実行ルールを変更するためのドロップダウンメニューが含まれています。

テスト履歴

History セクションには、Global Uptime グラフが表示されます。このグラフは、指定された時間間隔におけるすべてのテストロケーションの合計アップタイムを表示します。グローバルアップタイムは、テストで構成されたアラート条件を考慮したものです。

結果例

モバイルアプリのテスト実行には、テストの失敗のトラブルシューティングに役立つスクリーンショットなどのコンポーネントが含まれます。

Sample Runs セクションでは、失敗した最新のテスト実行を調べ、最近成功したテスト実行と比較することができます。

Overview 属性

Status: テスト実行のステータス (PASSED または FAILED)。
Starting URL: モバイルアプリのテストシナリオの URL。
Steps: サンプル実行で完了したテストステップの数。
Duration: テストの実行にかかった時間。
Location: テストが実行されたマネージドまたはプライベートロケーション。
Device: テストが実行されたデバイスのタイプ。
Run type: テスト実行のタイプ (CI、手動トリガー、またはスケジュール)。

スクリーンショットとアクション

実行されたすべてのテストステップには、ステップアクション、ステップアクション名、ステップ ID、ステップ期間のスクリーンショットが含まれます。

失敗した結果

テスト結果は、アサーションを満たさない場合、または別の理由によりステップが失敗した場合に FAILED とみなされます。スクリーンショットを確認し、ステップレベルでのエラーの可能性をチェックしたり、ステップにより生成されたリソースを確認したりして、失敗したランのトラブルシューティングを実行します。

一般的なモバイルアプリテストのエラーには、以下が含まれます。

Element located but it's invisible: 要素はページにあるものの、クリックできない。たとえば、別の要素で覆われている、など。
Cannot locate element: XML で要素が見つけられない。

テストイベント

Synthetic テストモニターからのアラートは、Test Runs の下の Events タブに表示されます。イベントエクスプローラーで Synthetic テストからのアラートを検索するには、Events > Explorer に移動して、検索クエリに @evt.type:synthetics_alert を入力します。詳細については、[Synthetic テストモニターを利用する][13]を参照してください。