Logs のトラブルシューティング

Datadog Logs で予期しない動作が発生した場合に、ご自分で確認できるよくある問題を本ガイドでいくつかご紹介します。問題が解決しない場合は、Datadog サポート にお問い合わせください。

ログの欠落 - ログの 1 日のクォータに達した場合

ログコンフィギュレーションを変更していないのに、ログエクスプローラーに今日のログがないことが表示されます。これは、1 日のクォータに達しているために起こっている可能性があります。

ログがないことを示す棒グラフと、1 日のクォータに達したことを示すメッセージ

クォータの設定、更新、削除については、1 日のクォータを設定するを参照してください。

ログの欠落 - タイムスタンプが取り込み対象期間外である場合

タイムスタンプの経過時間が 18 時間を超えているログは、取り込み時に削除されます。 datadog.estimated_usage.logs.drop_count メトリクスでどの servicesource が影響を受けているかを確認して、ソースの問題を修正します。

JSON ログからタイムスタンプキーをパースできない

Datadog にインジェストされる前に JSON ログのタイムスタンプを認識できる日付フォーマットに変換できない場合、以下の手順で Datadog の算術プロセッサログ日付リマッパーを使ってタイムスタンプを変換しマッピングしてください。

  1. Logs > Configuration に移動します。

  2. Pipelines で、Preprocessing for JSON logs にカーソルを合わせ、鉛筆のアイコンをクリックします。

  3. 予約済み属性マッピングリストから timestamp を削除します。この属性は、前処理中にログの正式なタイムスタンプとしてパースされません。

JSON ログコンフィギュレーションボックスと日付属性 (デフォルトでタイムスタンプを含む) の前処理
  1. 算術プロセッサを設定し、タイムスタンプに 1000 を掛けてミリ秒に変換する数式を表示します。計算式の結果は新しい属性になります。

  2. 新しい属性を正式なタイムスタンプとして使用するために、ログ日付リマッパーを設定します。

ログエクスプローラーにアクセスすると、新しい JSON ログとそのタイムスタンプがマッピングされて表示されます。

ログの切り捨て

1MB を超えるログは切り捨てられます。 datadog.estimated_usage.logs.truncated_countdatadog.estimated_usage.logs.truncated_bytes のメトリクスでどのservicesource が影響を受けているかを確認して、ソースの問題を修正します。