Error Tracking の Dynamic Sampling

概要

Error Tracking の課金はエラー数に基づいているため、単一の issue でエラーが大幅に増加すると、Error Tracking の予算が急速に消費される可能性があります。Dynamic Sampling は、日次レート制限と過去のエラー数に基づいて issue ごとのエラー レートのしきい値を設定し、そのしきい値に達した場合にエラーをサンプリングすることで、保護します。issue のエラー レートが指定のしきい値を下回ると、Dynamic Sampling は自動的に無効化されます。

セット アップ

Dynamic Sampling は Error Tracking と共に自動的に有効化され、日次レート制限と過去のボリュームに基づくデフォルトの取り込みしきい値が設定されます。

最良の結果を得るには、Error Tracking のレート制限ページ で日次レート制限を設定してください: Edit Rate Limit をクリックし、新しい値を入力します。

Error Tracking の Rate Limit

Dynamic Sampling の無効化

Dynamic Sampling は Error Tracking の設定ページ で無効化できます。

Error Tracking の Dynamic Sampling 設定

Dynamic Sampling の監視

Dynamic Sampling が issue に適用されると、Dynamic Sampling activated イベントが生成されます。イベントの表示と活用の詳細は Event Management のドキュメント を参照してください。

Error Tracking の Rate Limit

調査および緩和手順

Dynamic Sampling が適用された場合、次の手順を推奨します:

  • どの issue がクォータを消費しているかを確認します。Dynamic Sampling が適用された issue へのリンクは、Event Management で生成されたイベント内に含まれています。
  • この issue について追加のサンプルを収集したい場合は、Error Tracking のレート制限ページ で日次クォータを引き上げてください。
  • 将来的にこの issue でのサンプル収集を回避したい場合は、除外フィルター を作成して、追加のイベントが Error Tracking に取り込まれないようにすることを検討してください。

その他の参考資料