概要

Split は、ロールアウトを制御して行うためのプラットフォームです。目的の機能を簡単かつ安全な方法で顧客に提供でき、ビジネスの規模に関係なく、極めて優れたユーザーエクスペリエンスを実現すると共にリスクを軽減します。

Split を Datadog と統合すると、以下のことができます。

• イベントストリームに Split の changelog を追加することで、機能の変更の前後関係を確認できます。
• 機能の影響をアプリケーションのパフォーマンスと関連付けることができます。
• 重要な問題が発生する前にそれを回避できます。Datadog のメトリクスとアラートに基づいて、機能を事前に無効にできます。
• RUM データを Split 機能フラグで強化し、パフォーマンス監視や動作変化の可視化を実現

セットアップ

• Datadog で: API キー ${api_key}を作成

• Split で: Admin Settings で Integrations をクリックし、Marketplace に移動します。Datadog の横にある Add をクリックします。
  

• Datadog API キーを貼り付け、Save をクリックします。

Split のデータが Datadog に届きます。

機能フラグ追跡インテグレーション

Split の機能フラグ追跡インテグレーションは、RUM データを機能フラグで強化し、パフォーマンスの監視と行動の変化を可視化します。どのユーザーにユーザーエクスペリエンスが表示され、それがユーザーのパフォーマンスに悪影響を及ぼしているかどうかを判断します。

機能フラグ追跡は、RUM ブラウザ SDK で利用可能です。詳細なセットアップ方法は、RUM での機能フラグデータの概要ガイドをご覧ください。

1. ブラウザ RUM SDK バージョンを 4.25.0 以上に更新します。
2. RUM SDK を初期化し、["feature_flags"] で enableExperimentalFeatures 初期化パラメーターを構成します。
3. Split の SDK を初期化し、次のコードのスニペットを使用して Datadog に機能フラグの評価を報告するインプレッションリスナーを作成します

const factory = SplitFactory({
    core: {
      authorizationKey: "<APP_KEY>",
      key: "<USER_ID>",
    },
    impressionListener: {
      logImpression(impressionData) {              
          datadogRum
              .addFeatureFlagEvaluation(
                   impressionData.impression.feature,
                   impressionData.impression.treatment
              );
     },
  },
});

const client = factory.client();

収集データ

メトリクス

Split チェックには、メトリクスは含まれません。

イベント

Split リスト/リスト除外イベントを Datadog のイベントストリームにプッシュします。

サービスのチェック

Split チェックには、サービスのチェック機能は含まれません。

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問い合わせください。