概要
このチェックは、/debug/pprof
エンドポイントを公開している Go アプリケーションからプロファイルを収集します。
注: サービスに dd-trace-go プロファイリングクライアントライブラリを組み込める場合は、そちらを優先的に使用してください。クライアントライブラリを利用すると、コードホットスポットやエンドポイントフィルタリングなど、他の Datadog サービスとの連携が強化されます。ソースコードを管理できないサービスには、このインテグレーションを使用してください。
注: このインテグレーションを使用すると、Datadog の Continuous Profiler サービスにおいてホストが課金対象となります。Continuous Profiler の課金に関する詳細は、課金に関するドキュメントを参照してください。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
インストール
Agent バージョンが v7.21/v6.21 以上の場合は、以下の手順に従ってホストに go_pprof_scraper
チェックをインストールしてください。Agent バージョンが v7.21/v6.21 未満、または Docker Agent を使用している場合にコミュニティインテグレーションをインストールする手順については、専用の Agent ガイドであるコミュニティインテグレーションのインストールを参照してください。
Datadog Agent をダウンロードして起動します。
次のコマンドを実行して、Agent でインテグレーション Wheel をインストールします。
datadog-agent integration install -t datadog-go-pprof-scraper==<INTEGRATION_VERSION>
最新バージョンは Datadog Integrations Release Page で確認できます。
注: I必要に応じて、インストールコマンドの先頭に sudo -u dd-agent
を追加します。
構成
Agent の設定ディレクトリ直下にある conf.d/
フォルダ内の go_pprof_scraper.d/conf.yaml
ファイルを編集して、Go のパフォーマンスデータの収集を開始します。利用可能なすべての設定オプションについては、サンプル go_pprof_scraper.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
検証
Agent のステータスサブコマンドを実行し、Checks セクション内に go_pprof_scraper
が表示されていることを確認します。
収集データ
メトリクス
Go-pprof-scraper インテグレーションは、いかなるメトリクスも作成しません。
イベント
Go-pprof-scraper インテグレーションには、イベントは含まれていません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。