概要
Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (MSK) は、Apache Kafka を使用してストリーミングデータを処理するアプリケーションを、簡単に構築して実行できるフルマネージド型のサービスです。
このインテグレーションからメトリクスを収集する方法は、Datadog Agent を使用する方法と、クローラーを使用して CloudWatch からメトリクスを収集する方法の 2 通りあります。
セットアップ
Agent チェックは、Datadog Agent を通じて、Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK) を監視します。
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
この OpenMetrics ベースのインテグレーションには、最新モード (use_openmetrics
: true) とレガシーモード (use_openmetrics
: false) があります。すべての最新機能を利用するために、Datadog は最新モードを有効にすることを推奨します。詳しくは、OpenMetrics ベースのインテグレーションにおける最新バージョニングとレガシーバージョニングを参照してください。
インストール
- まだ作成していない場合は、クライアントマシンを作成します。
- クライアントマシンに権限ポリシー (arn:aws:iam::aws:policy/AmazonMSKReadOnlyAccess) が付与されている、または同等の資格情報が利用可能であることを確認します。
- MSK 側で Prometheus によるオープンモニタリングを有効にし、JmxExporter および NodeExporter を有効にします。
- 作成したクライアントマシンに Datadog Agent をインストールします。
構成
Amazon MSK のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent の構成ディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの amazon_msk.d/conf.yaml
ファイルを編集します。
このインテグレーションで提供されるすべてのメトリクスとサービスチェックに関連付けられるカスタムタグを含めます。
tags:
- <KEY_1>:<VALUE_1>
- <KEY_2>:<VALUE_2>
最新モードで利用可能なすべての構成オプションについては、amazon_msk.d/conf.yaml のサンプルを参照してください。このインテグレーションのレガシーモードについては、レガシー例を参照してください。
Agent を再起動します。
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで amazon_msk
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Amazon MSK チェックには、イベントは含まれません。
サービスチェック
このインテグレーションによって提供されるサービスチェックのリストについては、service_checks.json を参照してください。
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。
その他の参考資料
お役に立つドキュメント、リンクや記事: