概要
インシデントが解決または安定した状態に達した後、インシデント後のフェーズが始まります。この重要なフェーズでは、何が起こったのかを文書化し、学んだ内容を記録し、将来同様のインシデントを防ぐためのフォローアップアクションを追跡することに重点を置きます。インシデント後のワークフローにより、インシデント対応プロセスの継続的な改善が保証され、組織の知識構築に役立ちます。
インシデント後のアクティビティを使用して、以下のことを行います。
- インシデントの詳細、根本原因、学習内容を記録した事後分析を生成する
- 修復およびプロセス改善のためのフォローアップタスクを作成および管理する
- インシデントの状況と解決策を関係者に伝える
- インシデントのパターンと解決策のナレッジベースを構築する
事後分析
事後分析は、インシデント対応プロセスの継続的な改善に不可欠です。インシデントが解決した後、Datadog ノートブック、Confluence ページ、または Google Drive ドキュメントを使用して、インシデント情報が自動的に入力される事後分析を生成できます。
インシデントの事後分析には通常、以下が含まれます。
- インシデントの概要: 何が発生したかの高レベルな概要
- タイムライン: インシデント発生時の時系列順のイベント
- 根本原因分析: 根本原因の詳細な調査
- 影響評価: 顧客およびサービスへの影響メトリクス
- アクションアイテム: 再発防止のための具体的なタスク
- 学習内容: 組織にとっての重要な学び
事後分析の生成およびテンプレートの構成に関する詳細については、インシデント事後分析 を参照してください。
フォローアップ
インシデント調査中に、注意を払う必要があるものの差し迫った問題の解決とは直接関係のない問題をチームが特定することがあります。フォローアップを使用すると、これらの項目をサービス復旧の忙しさの中で見失うことなく後で対応するために記録しておくことができます。
一般的な例としては、インフラストラクチャーの改善、技術的負債、プロセスのギャップ、および即時の緩和策よりも時間がかかる根本原因の修正などが挙げられます。
フォローアップは、インシデントの発生中または発生後に、インシデントの修復タブまたは Slack からいつでも作成できます。解決後、フォローアップを Jira (一方向同期) または Work Management (Jira および ServiceNow との双方向同期) にエクスポートして、チームの既存のワークフローに統合できます。
フォローアップの作成、管理、エクスポートに関する詳細については、インシデントのフォローアップ を参照してください。
ステータスページ
ステータスページを使用して、インシデントの状況と解決策を関係者に伝えます。インシデントから直接ステータスページの通知を作成および更新して、サービスの可用性やインシデントの詳細を顧客や社内チームと共有できます。ステータスページの更新を特定のインシデントコンポーネントに接続して、進行中のインシデントの影響を自動的に反映させることができます。
ステータスページをインシデントワークフローに統合する方法の詳細については、ステータスページ を参照してください。
参考資料