エラートラッキングにおける Issue ステータス
概要
エラートラッキングのすべての Issue には、問題を選別・優先順位付けしたり、ノイズとして除外したりする際に役立つステータスがあります。ステータスは 4 種類あります。
- FOR REVIEW (レビュー対象): 新規または回帰が発生しており、対応が必要な状態
- REVIEWED (レビュー済み): 優先度を判断済みで、今すぐまたは後で修正すべき状態
- IGNORED (無視): 追加の調査や対応が不要な状態
- RESOLVED (解決済み): 修正され、エラーが発生しなくなった状態
すべての Issue は、まず FOR REVIEW のステータスから始まります。エラートラッキングでは、以下のケースでステータスを自動的に更新しますが、手動でステータスを更新することもできます。また、特定のエラーの状態変更の履歴を表示することも可能です。
以下の図は、エラートラッキングにおける Issue ステータスが自動および手動でどのように更新されるかを示しています。
自動レビュー
次のいずれかの操作が行われた場合、エラートラッキングは Issue を自動的に REVIEWED に設定します。
- Issue がアサインされた
- Issue からケースが作成された
自動解決
直近のエラーが発生していないなど、非アクティブまたは解決済みと思われる Issue は、エラートラッキングにより自動的に RESOLVED に設定されます。
- Issue が最後に報告されたバージョンから 14 日以上経過しており、新しいバージョンがリリースされても同じエラーが報告されていない場合、エラートラッキングは自動的にその Issue を解決済みとしてマークします。サービスをバージョンタグ (APM、RUM、Logs) で設定すると、自動解決がサービスのバージョンを考慮するようになります。
version
タグが設定されていない場合、過去 14 日以内にその Issue に対する新しいエラーが報告されていない場合、エラートラッキングはその Issue を自動的に RESOLVED とマークします。
回帰検出による自動再オープン
詳細は回帰検出を参照してください。
Issue ステータスの更新
Issue ステータスは、Issue が表示されるリストや詳細パネルなど、あらゆる場所で確認できます。Issue のステータスを手動で更新するには、ステータスをクリックしてドロップダウンメニューから別のステータスを選択します。
Issue の履歴
Activity Timeline では、Issue のアクティビティ履歴を確認できます。エラートラッキングの任意の Issue の詳細パネルで、Activity タブをクリックするとアクティビティタイムラインが表示されます。
その他の参考資料