ダイナミックインスツルメンテーションは、Datadog のトレーシングライブラリをサポートする機能です。すでに APM を使用してアプリケーションのトレースを収集している場合は、Agent とトレーシングライブラリが必要なバージョンであることを確認し、ステップ 4 のダイナミックインスツルメンテーションの有効化に直接進みます。

前提条件

For a better experience, Datadog recommends enabling autocomplete and search (open beta).

インストール

  1. Install or upgrade your Agent to version 7.45.0 or higher.

  2. まだ APM を有効にしていない場合は、Agent の構成で DD_APM_ENABLED 環境変数を true に設定し、ポート 8126/TCP をリッスンします。

  3. Install or upgrade the .NET tracing libraries to version 2.54.0, by following the relevant instructions for .NET Framework or .NET Core.

    Note: Dynamic Instrumentation is available in the dd-trace-dotnet library in versions 2.54.0 and later.

  4. DD_DYNAMIC_INSTRUMENTATION_ENABLED 環境変数を true に設定し、ダイナミックインスツルメンテーションを有効にしてサービスを稼働させます。DD_SERVICEDD_ENVDD_VERSION の統合サービスタグを指定すると、プローブをフィルターしたりグループ化したり、アクティブなクライアントをこれらの次元でターゲットにすることができるようになります。

  5. ダイナミックインスツルメンテーションを有効にした状態でサービスを起動すると、APM > ダイナミックインスツルメンテーションページでダイナミックインスツルメンテーションの利用を開始することができます。

構成

以下の環境変数を使用してダイナミックインスツルメンテーションを構成します。

環境変数タイプ説明
DD_DYNAMIC_INSTRUMENTATION_ENABLEDBooleanダイナミックインスツルメンテーションを有効にするには、true に設定します。
DD_SERVICE文字列サービス名 (例: web-backend)。
DD_ENV文字列環境名 (例: production)。
DD_VERSION文字列サービスのバージョン
DD_TAGS文字列生成されたデータに適用するタグ。タグは <key>:<value> をカンマで区切ったリストである必要があります。例: layer:api,team:intake

次にやるべきこと

スナップショットやメトリクスプローブの設定、データの参照やインデックス作成については、ダイナミックインスツルメンテーションを参照してください。

その他の参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事: