メトリクスやタグの命名で推奨されるベストプラクティス

Datadog ではメトリクス、タグ、サービスの命名に関して、いくつかのベストプラクティスを推奨しています。

メトリクスの命名規則とベストプラクティス

  • メトリクス名は文字で開始する必要があります。
  • ASCII 英数字、アンダースコア、およびピリオドのみを含むことができます。その他の文字は、アンダースコアに変換されます。
  • 200 文字を超えてはなりません (UI の観点から、通常 100 文字未満をお勧めします)。
  • Unicode はサポートされません。
  • スペースは避けることをお勧めします。

Agent によって報告されるメトリクスは、擬似階層ドット形式 (例: http.nginx.response_time) で表されます。これを擬似階層として記述する目的は、実際に階層が適用されるわけではないが、階層構造を使用して何らかの関係を推定できるようにするためです (例: 「hostA と hostB は http.nginx.* を報告しているから、Web フロントエンドだろう」)。

: Datadog のメトリクス名は大文字と小文字が区別されます。

タグの命名規則とベストプラクティス

Datadog では、タグを付ける際のベストプラクティスとして、統合サービスタグ付けを使用することをおすすめしています。統合サービスタグ付けは、envserviceversion の 3 つの標準タグを使用して Datadog テレメトリーと結合します。ご使用環境で統合タグ付けを構成する方法に関する詳細は、統合サービスタグ付けドキュメントをご参照ください。

  • タグは文字で開始する必要があります。
  • 英数字、アンダースコア、マイナス記号、コロン、ピリオド、およびスラッシュを含むことができます。その他の文字は、アンダースコアに変換されます。
  • 末尾のアンダースコアは、変換された文字からのものか、元のタグ値に含まれていたかに関係なく、削除されます。
  • 隣接したアンダースコアは、1 つのアンダースコアにまとめられます。
  • タグは最大 200 文字で、Unicode をサポートします。
  • タグは小文字に変換されます。
  • 機能を最大限に活用するために、key:value 構文の使用をお勧めします。

よく使用されるメトリクスタグキーは、instancenamerole などです。

その他の参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事: