データをクエリしてテキストファイルにするまでの手順

この記事では、Datadog API を最大限に活用するための環境のセットアップ方法と、Datadog のパブリック API からローカルファイルにイベント、メトリクス、モニターをプルまたはプッシュする方法について説明します。

前提条件: Python および pip がローカルホストにインストールされている必要があります。Windows の場合は、Windows の Python 2 インストールを参照してください。

  1. ターミナルを開きます。

  2. macOS では pwd、Windows では dir を使用してディレクトリを確認します。

  3. mkdir <NAME_OF_THE_FOLDER> で新しいフォルダーを作成します。

  4. cd <NAME_OF_THE_FOLDER> でそのフォルダーに移動します。

  5. 手順 3 で作成したフォルダーにスクリプト api_query_data.py をダウンロードし、以下のように編集します。

    a. <YOUR_DD_API_KEY><YOUR_DD_APP_KEY>Datadog API キーとアプリケーションキーに置き換えます。

    b. system.cpu.idle を、取得するメトリクスに置き換えます。メトリクスのリストは Datadog メトリクスサマリーに表示されます。

    c. オプションで、* をホストに置き換えて、データを絞り込みます。ホストのリストは Datadog インフラストラクチャーリストに表示されます。

    d. オプションで、データを収集する期間を変更します。現在の設定は 3600 秒 (1 時間) です。: この期間をあまり長くし過ぎると、Datadog API 制限に達してしまう可能性があります。

    e. ファイルを保存し、場所を確認します。

これらの設定が完了したら、以下の手順に従います。

  1. ベストプラクティスとして、Python パッケージをインストールする仮想環境を作成することをお勧めします。仮想環境マネージャーとしては virtualenv があります。
  2. virtualenv venv を実行して、先ほど作成したディレクトリに新しい仮想環境を作成します。
  3. source venv/bin/activate (Mac/Linux) または > \path\to\env\Scripts\activate (Windows) を実行して、環境を有効化します。
  4. pip install datadog を実行して Datadog API パッケージをインストールします。これで、Python ファイルが Datadog API とやり取りできるようになります。
  5. ターミナルで、スクリプト python api_query_data.py を実行します。

正常に終了するとターミナルにデータが表示され、out.txt という名前のファイルがフォルダーに作成されます。

その他の例については、Datadog API ドキュメントを参照してください。