Data Streams Monitoring for Java のセットアップ
前提条件
サポートされるライブラリ
インストール
Java は自動インスツルメンテーションを使用して、Data Streams Monitoring がエンドツーエンドのレイテンシーやキューとサービス間の関係を測定するために必要な追加のメタデータを挿入し抽出します。Data Streams Monitoring を有効にするには、Kafka、SQS、または RabbitMQ にメッセージを送信する (またはメッセージを消費する) サービス上で DD_DATA_STREAMS_ENABLED
環境変数を true
に設定します。
また、トレースで DD_SERVICE
がサービス名として使用されるように、変数 DD_TRACE_REMOVE_INTEGRATION_SERVICE_NAMES_ENABLED
を true
に設定します。
例:
environment:
- DD_DATA_STREAMS_ENABLED: "true"
- DD_TRACE_REMOVE_INTEGRATION_SERVICE_NAMES_ENABLED: "true"
代わりに、Java アプリケーションの起動時に以下を実行して、-Ddd.data.streams.enabled=true
システムプロパティを設定することも可能です。
java -javaagent:/path/to/dd-java-agent.jar -Ddd.data.streams.enabled=true -Ddd.trace.remove.integration-service-names.enabled=true -jar path/to/your/app.jar
ワンクリックインストール
Datadog UI から Data Streams Monitoring を設定し、サービスを再起動する必要がないようにするには、実行時の構成を使用してください。その後、APM サービスページへ移動して Enable DSM
を有効化してください。
SQS パイプラインの監視
Data Streams Monitoring はメッセージ属性を 1 つ使用して、SQSキューを通るメッセージ経路を追跡します。Amazon SQS では 1 メッセージあたり最大 10 個のメッセージ属性が許可されているため、データパイプライン経由でストリーミングされるすべてのメッセージは、Data Streams Monitoring 用に 1 つ分を確保できるよう、9 個以下のメッセージ属性に制限する必要があります。
手動インスツルメンテーション
Data Streams Monitoring はメッセージヘッダーを介してコンテキストを伝播します。DSM でサポートされていないメッセージキュー技術や、ヘッダーを持たない技術 (例: Kinesis)、または Lambda を利用している場合は、手動インスツルメンテーションを使用して DSM を設定してください。
その他の参考資料