Datadog におけるパイプラインの可視化

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概要

Pipeline Visibility は、パイプラインからの重要なメトリクスと結果を表示することで、CI の健全性に対するパイプライン中心のビューを提供します。これにより、パイプラインの障害のトラブルシューティング、パフォーマンスのボトルネックへの対応、および時間とともに CI のパフォーマンスと信頼性を追跡することができます。

サポートされる機能

JenkinsGitLabCircleCIBuildkiteGitHub ActionsAzure PipelinesCodefreshTeamCity
パイプライントレースの視覚化

関連トレーシングを伴うパイプライン実行の視覚化。

部分的なリトライ

部分的なリトライの識別 (例: ジョブの一部のみがリトライされた場合)。

手動ステップ

パイプライン全体で、手動承認フェーズを持つジョブがいつ存在するかの識別。

キュー時間

実行前にパイプラインまたはジョブがキューに入っていた時間の識別。

ログの相関

CI プロバイダーからのパイプラインまたはジョブのログの取得。ログは、パイプライン実行ビューのLogs タブに表示されます。

インフラストラクチャーメトリクスの相関

Datadog Agent、CI パイプライン、またはジョブランナーのホストレベルの情報と CI パイプライン実行データの相関。

datadog-ci を使ってトレースされるコマンド用のカスタムスパン

パイプラインフレームグラフの視覚化に組み込まれるコマンドレベルイベントの CI Visibility への送信をサポートします。その後、これらのイベントに対するクエリや分析が可能です。

事前定義のカスタムタグ

実行間で変化しない静的なパイプラインタグをCI プロバイダーで設定する機能をサポートします。

ランタイムのカスタムタグおよびメトリクス

CI Visibility でパイプラインとジョブにユーザー定義のテキストおよび数値タグを追加する機能をサポートします。

パラメーター

ユーザーが設定するカスタムパイプラインパラメーター (例: DYNAMICS_IS_CHILD:true) を追加する機能をサポートします。その後、CI Visibility Explorer 内でこれらのパラメーターを使って検索し、特定のパラメーターを持つすべてのイベントを見つけることができます。

パイプラインの障害理由

パイプラインまたはジョブの障害の背後にある特定の理由の識別。

セットアップ

Datadog で Pipeline Visibility を設定するための CI プロバイダーを選択します。


用語

CI パイプラインの概念はプロバイダーによって変わる可能性がありますが、それらの概念が Datadog Pipeline Visibility における CI パイプラインの定義にどのように対応するかをご覧ください。

DatadogGitHub Actions
パイプラインワークフロー
ステージジョブ
ジョブ手順
手順アクション
DatadogGitLab
パイプラインパイプライン
ステージステージ
ジョブジョブ
手順
DatadogJenkins
パイプラインパイプライン
ステージステージ
ジョブジョブ
手順手順
DatadogCircleCI
パイプラインパイプライン
ステージワークフロー
ジョブジョブ
手順手順
DatadogBuildkite
パイプラインパイプライン
ステージ
ジョブジョブ
手順
DatadogTeamCity
パイプラインビルドチェーン
ステージ
ジョブビルド
手順
DatadogAzure Pipelines
パイプラインパイプライン
ステージステージ
ジョブジョブ
手順手順

CI プロバイダーが対応していない場合は、公開 API エンドポイントから Pipeline Visibility を設定してみてください。

CI パイプラインデータの使用

ダッシュボードまたはノートブックを作成する際、検索クエリで CI パイプラインデータを使用すると、視覚化ウィジェットのオプションが更新されます。詳細については、ダッシュボードノートブックのドキュメントを参照してください。

パイプラインデータのアラート

Export ボタンをクリックすると、Pipelines Executions ページまたは Test Runs ページCI Pipeline モニターに検索クエリをエクスポートできます。

その他の参考資料