オートディスカバリーテンプレート変数

コンテナの値を動的に割り当てるために、オートディスカバリーを構成するときに次のテンプレート変数を使用します。

テンプレート変数説明
"%%host%%"ネットワークを自動検出します。単一ネットワークコンテナの場合は、対応する IP を返します。
"%%host_<ネットワーク名>%%"複数のネットワークにアタッチするときに使用するネットワーク名を指定します。
"%%port%%"公開ポートを数値として昇順にソートした場合に最大のポートが使用されます。
たとえば、ポート 80、443、8443 を公開しているコンテナの場合は、8443 が返されます。
"%%port_<数値_X>%%"ポートを数値として昇順にソートした場合に <数値_X> ポートが使用されます。
たとえば、ポート 80、443、8443 を公開しているコンテナの場合は、"%%port_0%% はポート 80、"%%port_1%%" は 443 を表示します。
"%%port_<名前>%%"ポート名 <名前> に関連付けられたポートを使用します。
"%%pid%%"docker inspect --format '{{.State.Pid}}' <コンテナ名> から返されたコンテナプロセス ID を取得します。
"%%hostname%%"コンテナ構成から hostname 値を取得します。"%%host%%" 変数で信頼性のある IP を取得できない場合にのみ使用してください (ECS awsvpc モードなど)。
"%%env_<環境変数>%%"Agent プロセスから参照される $<環境変数> 環境変数の内容を使用します。
"%%kube_namespace%%"Kubernetes のネームスペースを自動検出する
"%%kube_pod_name%%"Kubernetes のポッド名を自動検出する
"%%kube_pod_uid%%"Kubernetes のポッド UID を自動検出する

フォールバック:

  • "%%host%%" テンプレート変数の場合: Agent がそれを見つけられない場合、このテンプレート変数は bridge ネットワーク IP にフォールバックします。
  • "%%host_<ネットワーク名>%%" の場合: 指定された <ネットワーク名> が見つからなかった場合、このテンプレート変数は "%%host%%" のように動作します。

プラットフォームによっては、すべてのテンプレート変数がサポートされているわけではありません。

プラットフォームオートディスカバリー識別子ホストポートタグPidEnvホスト名Kube ネームスペースポッド名ポッド UID
Docker✅✅✅✅✅✅✅❌❌❌
ECS Fargate✅✅❌✅❌✅❌❌❌❌
Kubernetes✅✅✅✅❌✅❌✅✅✅

その他の参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事:

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