Azure AKS クラスターを Cloudcraft に接続する

Azure AKS クラスターをスキャンすることで、Cloudcraft はシステムアーキテクチャ図を生成し、デプロイされたワークロードとポッドの視覚化をサポートします。

Cloudcraft は Azure の Kubernetes Service クラスターユーザーロールを使用しており、クラスターの内部を見るための特別なソフトウェアやエージェントは必要ありません。

Azure AKS クラスター および Azure アカウントをスキャンする機能は、Cloudcraft Pro の契約者のみが利用できます。詳細については、Cloudcraft の料金ページを参照してください。

前提条件

Azure AKS クラスターを Cloudcraft に接続する前に、まず Azure アカウントを接続し、クラスターを含めた構成図を生成する必要があります。詳細については、Azure アカウントを Cloudcraft に接続するを参照してください。

Cloudcraft IAM ユーザーを読み取り専用に認可する

まず、既存の Azure AKS クラスターでブループリントを開くか、自動レイアウト機能を使用して、新しいブループリントを生成します。

Azure 環境をブループリントにマッピングした状態で、スキャンしたい Azure AKS クラスターを選択し、コンポーネントツールバーに表示される Enable cluster scanning ボタンをクリックします。

AWS EKS クラスターとハイライト表示された enable cluster scanning ボタンを示すインタラクティブな Cloudcraft の構成図。

次の画面では、Azure で実行する手順が順を追って表示されます。

  1. 最初のリンクをクリックして Azure Subscriptions ページを開き、左サイドバーの Access control (IAM) をクリックします。
  2. Add をクリックし、Add role assignment を選択します。
  3. Azure Kubernetes Service Cluster User Role を検索して選択し、Next をクリックします。
  4. Select members をクリックします。
  5. Azure AKS クラスターへのアクセスを許可したい IAM ユーザー (通常は cloudcraft という名前) を検索し、Select をクリックします。
  6. Review + assign を 2 回クリックしてプロセスを完了させます。

クラスターへのアクセスをテストする

Cloudcraft がクラスター にアクセスできることをテストするには、Enable Kubernetes Cluster Scanning 画面の一番下にある Test cluster access をクリックします。

手順と Test Cluster Access ボタンが表示された Cloudcraft の Enable Kubernetes Cluster Scanning インターフェースのスクリーンショット。