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Datadog Agent v6 へのアップグレード

Datadog Agent v6 を新規インストールする場合は、Agent のインストールプロセスを参照してください。

Agent v6 とは

Agent 6 は、Datadog Agent の最新メジャーバージョンです。Agent 5 と Agent 6 の大きな違いは、Agent 6 のコア Agent が Golang で全面的に書き換えられていることです。Golang により、Agent は並行処理を利用できるようになりました。これまで Agent v5 が実行していたフォワーダー、コレクター、DogStatsD の 3 つのプロセスの代わりに、Agent プロセスだけが実行されるようになりました。また、他にも多くのコアの改善が行われています。

  • Agent v6 では、Agent v5 と比べてリソースの使用が大幅に改善されました。

    • CPU 使用量が減少しました。
    • メモリ使用量が減少しました。
    • 使用するファイルディスクリプタ数が減少しました。
    • あらゆる面でフットプリントが減少しました。
  • Agent 6 は、さらに 2 つのポートを使用します。

    : datadog.yaml ファイルで、expvar_port および cmd_port に別のポートを指定できます。

  • Agent v6 と DogStatsD のカスタムビルドがたいへん容易になりました。使用できる構成オプションも増え、ほぼすべての項目を自由に収集対象にしたり、対象から外したりすることができます。

Agent v6 の新機能

Agent v5 から Agent v6 へのすべての変更内容については、Datadog Agent の変更点に関するドキュメントを参照してください。以下は、主な機能の改善点です。

Agent 6 へのアップグレード

Agent v5 が既にインストールされている場合は、新しい Agent を自動インストールまたはアップグレードするためのスクリプトがあります。このスクリプトは、パッケージリポジトリをセットアップし、Agent パッケージをインストールします。アップグレードの際に、インポートツールが以前のバージョンから既存の datadog.conf を検索し、新しい v6 の形式に従って Agent 構成とチェック構成を変換します。ご使用のプラットフォームを選択して、具体的な手順を参照してください。

Amazon Linux

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_script.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. 以下の内容で /etc/yum.repos.d/datadog.repo を作成して、システム上に Datadog の Yum リポジトリをセットアップします。

    [datadog]
    name=Datadog, Inc.
    baseurl=https://yum.datadoghq.com/stable/6/x86_64/
    enabled=1
    gpgcheck=1
    gpgkey=https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY.public
           https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY_E09422B3.public
  2. ローカルの Yum リポジトリを更新し、Agent をインストールします。

    sudo yum makecache
    sudo yum install datadog-agent
    
  3. 構成サンプルを所定の位置にコピーし、適切な API キーを指定します。

    sudo sh -c "sed 's/api_key:.*/api_key: <YOUR_API_KEY>/' /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example > /etc/datadog-agent/datadog.yaml"
  4. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

    sudo -u dd-agent -- datadog-agent import /etc/dd-agent/ /etc/datadog-agent/
    
  5. Agent を (再) 起動します。

    • Amazon Linux 2.0:

      sudo systemctl restart datadog-agent.service
      
    • Amazon Linux 1.0:

      sudo initctl start datadog-agent
      

CentOS

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_script.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. 以下の内容で /etc/yum.repos.d/datadog.repo を作成して、システム上に Datadog の Yum リポジトリをセットアップします。

    [datadog]
    name=Datadog, Inc.
    baseurl=https://yum.datadoghq.com/stable/6/x86_64/
    enabled=1
    gpgcheck=1
    gpgkey=https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY.public
           https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY_E09422B3.public
  2. ローカルの Yum リポジトリを更新し、Agent をインストールします。

    sudo yum makecache
    sudo yum remove datadog-agent-base
    sudo yum install datadog-agent
    
  3. 構成サンプルを所定の位置にコピーし、適切な API キーを指定します。

    sudo sh -c "sed 's/api_key:.*/api_key: <YOUR_API_KEY>/' /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example > /etc/datadog-agent/datadog.yaml"
  4. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

    sudo -u dd-agent -- datadog-agent import /etc/dd-agent/ /etc/datadog-agent/
    
  5. Agent を再起動します。

    • Centos 7 以降:

      sudo systemctl restart datadog-agent.service
      
    • Centos 6:

      sudo initctl restart datadog-agent
      

Debian

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_script.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. APT の HTTPS サポートを有効にします。

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install apt-transport-https
    
  2. システム上に Datadog API リポジトリをセットアップし、Datadog の APT キーをインポートします。

    sudo sh -c "echo 'deb https://apt.datadoghq.com/ stable 6' > /etc/apt/sources.list.d/datadog.list"
    sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 A2923DFF56EDA6E76E55E492D3A80E30382E94DE

    注: Datadog の APT キーをインポートするために、dirmngr をインストールしなければならない場合があります。

  3. ローカルの APT キャッシュを更新し、Agent をインストールします。

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install datadog-agent
    
  4. 構成サンプルを所定の位置にコピーし、適切な API キーを指定します。

    sudo sh -c "sed 's/api_key:.*/api_key: <YOUR_API_KEY>/' /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example > /etc/datadog-agent/datadog.yaml"
  5. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

    sudo -u dd-agent -- datadog-agent import /etc/dd-agent/ /etc/datadog-agent/
    
  6. Agent を起動します。

    sudo service datadog-agent start
    

Fedora

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_script.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. 以下の内容で /etc/yum.repos.d/datadog.repo を作成して、システム上に Datadog の Yum リポジトリをセットアップします。

    [datadog]
    name=Datadog, Inc.
    baseurl=https://yum.datadoghq.com/stable/6/x86_64/
    enabled=1
    gpgcheck=1
    gpgkey=https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY.public
           https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY_E09422B3.public
  2. ローカルの Yum リポジトリを更新し、Agent をインストールします。

    sudo yum makecache
    sudo yum remove datadog-agent-base
    sudo yum install datadog-agent
    
  3. 構成サンプルを所定の位置にコピーし、適切な API キーを指定します。

    sudo sh -c "sed 's/api_key:.*/api_key: <YOUR_API_KEY>/' /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example > /etc/datadog-agent/datadog.yaml"
  4. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

    sudo -u dd-agent -- datadog-agent import /etc/dd-agent/ /etc/datadog-agent/
    
  5. Agent を再起動します。

    sudo systemctl restart datadog-agent.service
    

MacOSx

DMG パッケージをダウンロードして手動でインストールするか、1 行のインストールスクリプトを使用してインストールできます。

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_mac_os.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. Agent の最新バージョンの DMG パッケージをダウンロードします。リポジトリのリリースページにリストされている最新の macOS 版リリースを使用してください。
  2. DMG パッケージをインストールします。
  3. /opt/datadog-agent/etc/datadog.yaml に API キーを追加します。
  4. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。 datadog-agent import /opt/datadog-agent/etc/ /opt/datadog-agent/etc/

次に、Datadog Agent アプリケーションを起動します。起動すると、システムトレイにアプリケーションが表示され、そこから Agent を管理できます。Agent v6 には Web ベースの GUI が含まれており、これを使用して Agent 構成ファイルの編集などのさまざまな処理を行うことができます。

Red Hat

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_script.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. 以下の内容で /etc/yum.repos.d/datadog.repo を作成して、システム上に Datadog の Yum リポジトリをセットアップします。

    [datadog]
    name=Datadog, Inc.
    baseurl=https://yum.datadoghq.com/stable/6/x86_64/
    enabled=1
    gpgcheck=1
    gpgkey=https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY.public
           https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY_E09422B3.public
  2. ローカルの Yum リポジトリを更新し、Agent をインストールします。

    sudo yum makecache
    sudo yum remove datadog-agent-base
    sudo yum install datadog-agent
    
  3. 構成サンプルを所定の位置にコピーし、適切な API キーを指定します。

    sudo sh -c "sed 's/api_key:.*/api_key: <YOUR_API_KEY>/' /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example > /etc/datadog-agent/datadog.yaml"
  4. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

    sudo -u dd-agent -- datadog-agent import /etc/dd-agent/ /etc/datadog-agent/
    
  5. Agent を再起動します。

    • Red Hat 7 以降:

      sudo systemctl restart datadog-agent.service
      
    • Red Hat 6:

      sudo initctl restart datadog-agent
      

SUSE

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_script.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. 以下の内容で /etc/zypp/repos.d/datadog.repo を作成して、システム上に Datadog の Yum リポジトリをセットアップします。

    [datadog]
    name=Datadog, Inc.
    enabled=1
    baseurl=https://yum.datadoghq.com/suse/stable/6/x86_64
    type=rpm-md
    gpgcheck=1
    repo_gpgcheck=0
    gpgkey=https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY.public
         https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY_E09422B3.public
  2. ローカルの Zypper リポジトリを更新し、Agent をインストールします。

    sudo zypper refresh
    sudo rpm --import https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY.public
    sudo rpm --import https://yum.datadoghq.com/DATADOG_RPM_KEY_E09422B3.public
    sudo zypper install datadog-agent
    
  3. 構成サンプルを所定の位置にコピーし、適切な API キーを指定します。

    sudo sh -c "sed 's/api_key:.*/api_key: <YOUR_API_KEY>/' /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example > /etc/datadog-agent/datadog.yaml"
  4. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

    sudo -u dd-agent -- datadog-agent import /etc/dd-agent/ /etc/datadog-agent/
    
  5. Agent を再起動します。

    sudo systemctl restart datadog-agent.service
    

Ubuntu

ワンステップアップグレード

Agent v6 インストーラは、アップグレード時に v5 の構成を自動的に変換できます。

DD_UPGRADE=true bash -c "$(curl -L https://raw.githubusercontent.com/DataDog/datadog-agent/master/cmd/agent/install_script.sh)"

注: インポート処理では、カスタム Agent チェックは自動的に移動されません。これは、そのままの状態での完全な下位互換性は保証できないためです。

手動アップグレード

  1. APT の HTTPS サポートを有効にします。

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install apt-transport-https
    
  2. システム上に Datadog API リポジトリをセットアップし、Datadog の APT キーをインポートします。

    sudo sh -c "echo 'deb https://apt.datadoghq.com/ stable 6' > /etc/apt/sources.list.d/datadog.list"
    sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 A2923DFF56EDA6E76E55E492D3A80E30382E94DE

    注: Datadog の APT キーをインポートするために、dirmngr をインストールしなければならない場合があります。

  3. ローカルの APT キャッシュを更新し、Agent をインストールします。

    sudo apt-get update
    sudo apt-get install datadog-agent
    
  4. 構成サンプルを所定の位置にコピーし、適切な API キーを指定します。

    sudo sh -c "sed 's/api_key:.*/api_key: <YOUR_API_KEY>/' /etc/datadog-agent/datadog.yaml.example > /etc/datadog-agent/datadog.yaml"
  5. 以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

    sudo -u dd-agent -- datadog-agent import /etc/dd-agent/ /etc/datadog-agent/
    
  6. Agent を起動します。

    • Ubuntu 16.04 以降:

      sudo systemctl start datadog-agent
      
    • Ubuntu 14.04 以前:

      sudo initctl start datadog-agent
      

Windows

ここから最新バージョンをダウンロードし、インストールパッケージを実行します。

以下の import コマンドを使用して、Agent の構成パスおよび形式を Agent v5 から Agent v6 に移行します。このコマンドは、既存の v5 の datadog.conf をパースし、構成オプションを新しい v6 の datadog.yaml 形式に変換します。また、現在有効になっているチェックの構成ファイルをコピーします。

datadog-agent import <OLD_CONFIGURATION_DIRECTORY> <DESTINATION_DIRECTORY>

上記のコマンドで、

  • <OLD_CONFIGURATION_DIRECTORY> は、datadog.conf ファイルが置かれているディレクトリです。
  • <DESTINATION_DIRECTORY> は、インポートされた datadog.yaml が書き込まれるディレクトリです (<OLD_CONFIGURATION_DIRECTORY> と同じディレクトリを使用できます)。

: アップグレード時に、datadog.conf は自動的に datadog.yaml にアップグレードされます。