Agent 5 での Agent チェックのトラブルシューティング

このページでは、Agent 5 での Agent チェックのトラブルシューティングについて説明します。Agent の最新バージョンについては、Agent チェックのトラブルシューティングを参照してください。

Agent チェックで問題が発生している場合は、次のコマンドを使用してトラブルシューティング情報を取得してください。

:

  • 以下の例の <CHECK_NAME> を Agent チェックに置き換えます。例: activemqceph、または elasticインテグレーションのドキュメントを確認して、Agent チェック名を確認します。
  • トラブルシューティング中に一時的にサービスチェックを無効にするには、/conf.d/<CHECK_NAME>.d/conf.yaml の名前を .yaml または .yml ファイル拡張子以外のもの、例えば conf.yaml.disable に変更します。

Linux

Agent チェックをテストするには、次を実行します。

sudo -u dd-agent dd-agent check <チェック名>

<CHECK_NAME> を Agent チェックに置き換えます。例: activemqceph、または elasticインテグレーションのドキュメントを確認して、Agent チェック名を確認します。

レートメトリクスを含める場合は、コマンドに --check-rate を追加します。Agent v6.x の場合は、次を実行します。

sudo -u dd-agent dd-agent check <チェック名> --check-rate

問題が続く場合は、フレアDatadog のサポートチームにご連絡ください。

Windows

Agent をインストールすると、Datadog Agent 用の Program Files ディレクトリに shell.exe ファイルが生成されます。このファイルを使用して、Agent 環境内で Python を実行できます。チェック (名前 <CHECK_NAME>) が書き込まれ、正しい場所に .py ファイルと .yaml ファイルがある場合は、shell.exe で以下を実行します。

from checks import run_check
run_check('<チェック名>')

これで、このチェックが返したすべてのメトリクスまたはイベントが出力されます。

管理者特権 (管理者として実行) の PowerShell コマンドラインから、適切な <CHECK_NAME> を指定して、以下のスクリプトを実行します。

<INSTALL_DIR>/embedded/python.exe <INSTALL_DIR>agent/agent.py check <CHECK_NAME>

たとえば、ディスクチェックを実行するには、次を実行します。

& "$env:ProgramFiles\Datadog\Datadog Agent\embedded\python.exe" "$env:ProgramFiles\Datadog\Datadog Agent\agent\agent.py" check disk

Systemd

systemd を使用するシステムでは、journalctl を使用してデバッグをサポートできます。

次のコマンドは、Datadog Agent のステータスを表示します。

sudo systemctl status dd-agent

Agent が起動に失敗し、詳細な情報が提供されない場合は、次のコマンドを使用して、Datadog Agent サービスのすべてのログを表示します。必要に応じて、-r を使用して逆順でログを出力します。

sudo journalctl -u dd-agent.service