概要
コンテナはプロおよびエンタープライズプランでサポートされています。ご契約のプランに応じて、各ホストライセンスで 5 または 10 のコンテナを無料で監視することができます。コンテナ数はお使いのインフラストラクチャー全体の平均値となります。
コンテナを追加した場合は、コンテナごとに 1 時間単位の追加コストが課金されます。コンテナは事前に購入することも可能です。コンテナの詳細については、営業担当者またはカスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせください。
Kubernetes
Kubernetes は、ポッドの IP アドレスを取得し、そのポッドに加わる他のコンテナに使用されるネットワークネームスペースを設定するために、pause コンテナを作成します (Agent v5.8 以降が必要)。すべての pause コンテナはクオータから除外され、pause コンテナに対する課金はありません (AWS EKS pause コンテナの除外には Agent v7.20 以降が必要)。
Fargate
Fargate は、ECS Fargate における監視対象タスクの同時数および EKS Fargate における監視対象ポッドの同時数に基づいて課金されます。料金については、料金ページのインフラストラクチャーセクションを参照してください。
GKE Autopilot
GKE Autopilot 環境の課金は、GKE Standard と同じです。
よくある質問
Datadog はどのように時間単位のオンデマンド使用量を測定するのでしょうか?
コンテナは 5 分単位でメーター計測されます。計算方法は、観測されたコンテナ数とアカウントの割り当て量の差を算出する形になります。アカウントの割り当て量は、含まれるコンテナ数 (デフォルトでは Pro でホストあたり 5、Enterprise でホストあたり 10) と、契約されたコンテナ数の合計です。
まず、5 分単位の使用量を 1 時間あたりの平均使用量として計算します。これは、合計使用量を 12 で割ることで算出されます。次に、各時間から割り当て量を差し引きます。最後に、オンデマンド使用量の合計は、各時間のオンデマンド使用量の合計値となります。この方法は、短期間のスパイクやホスト間の変動を平準化するためにオンデマンド使用量を正規化します。
ユーザーが短時間に特に多くのコンテナを実行した場合はどうなりますか?
上記の 1 時間あたりのオンデマンド使用量計算で、5 分間隔 (1 時間の 1/12) で 1200 個のオンデマンドコンテナがある場合、これらのコンテナは 100 コンテナ時間 (1200/12) として計測されます。
コンテナがホスト間で不均等に分散している場合はどうすればよいですか?
稼働中のコンテナの合計数がアカウントの総割り当て数を超えない限り、これらはアカウントのインフラストラクチャープランに含まれます。
オートスケーリンググループを使用する場合、ピークとオフピークの時間帯が存在します。これはオンデマンドコンテナの使用量にどのような影響を与えるのでしょうか?
オンデマンドの計算は、インフラストラクチャーホストの数に基づく割り当てを使用して実行されます。オートスケーリンググループはピーク時にホスト数を増加させるため、コンテナの総割り当て量もその時間帯に増加します。
Datadog Agent コンテナは割り当てに対してカウントされますか?
いいえ。Datadog Agent コンテナは、5 (Pro ティア) または 10 (Enterprise ティア) の割り当てにはカウントされません。
CrashLoopBackoff
が常時発生しているポッドに属するコンテナはカウントされるのでしょうか?
ポッド内のコンテナが 10 秒以上稼働している場合、計測間隔中の割り当て分に対してカウントされます。ポッドは不健全であるため、このような状況で収集されたデータはトラブルシューティングのために貴重なものです。また、データはポッド名でタグ付けされるため、基礎となるコンテナが (毎回新しい container_id
として) 再実行しようとすると、すべてのコンテキスト (関連イベントやログエントリなど) がポッドビューに一緒に保存されます。
トラブルシューティング
技術的な質問については、Datadog サポートチームにお問い合わせください。
課金に関するご質問は、カスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。